■ 電子メールアドレスの仕組み
電子メールのアドレスといえば、以下のような形式で示される:
電子メールのアドレスといえば、以下のような形式で示される:

この形式は、電子メールシステムの歴史(躍動期)の項でも簡単に触れたが、1972年3月に「レイ・トムリンソン」が2台のDEC社のPDP-10という大型コンピュータで、電子メールの送受信実験を行ったときに採用した電子メールアドレスの形式である。
「@」マークから右がホスト名、「@」マークから左が、ホスト名に所属するユーザ名である。
つまり、ホスト名が異なっていれば、同じユーザ名がいてもよいが、ホスト名が同じである限り、同じユーザ名は許されないのである。
本来は「@」マークから右側はメールサーバや、利用ユーザが使用しているホスト名を示すのだが、現在では、ドメイン名を示すことが大半である。
通常は、「@」マークも含めて、「@」マークから右側は省略できない。
また、電子メールアドレスに利用できる文字は、アルファベットの a-z、@ 、. 、_ 、- 、数字の0-9 で且つ半角文字だけである。半角カナ文字の全部や半角句読点、半角記号の多くは使用できない。
さらに、電子メールアドレス表記において、アルファベットの大文字と小文字の区別は無い。
「@」マークから右側は、電子メールを配送するときのインターネット上の宛先になるからで、同一ドメインへの宛先であっても省略はできない。まれに省略できる環境があったとしても、メールサーバ上で自動的に付加するなどの処理を行っているはずである。
電子メールアドレスのことを E-Mail もしくは Eメールと略すことがあるが、この程度なら外国でも通じるので、略すること自体に問題は無いと思われる。
しかし、「メアド」「メール」は駄目。日本でしか通じないからで、且つ日本人であっても通じない層がいるからである。
「メール」と言えば、外国では「封書」のことである。
「封書」のことは、2000年頃までは「郵政省メール」、郵政公社になった後の2007年までは「郵政公社メール」言って区別も出来たが、民営化で、この手の略語も使えなくなってしまった。
「メアド」の類は、略語ではなく「暗語」である。もし貴方が業務で電子メールを使っているなら、この手の内容には常に気を配るべきである。後述するが、外国で通じないような略語は使わないクセをつけることが肝要である。
次回に続く
