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電子メールの送信から受信まで-7

■ 電子メールの掟(基本編)
 基本編で先ず知って欲しいのは、マナー以前の基本的知識である。
 中には、反発を覚える方々もおられるかもしれないが、ここで示すのは客観的な事柄である。
 ○ 機種依存文字の話
 先ず「機種依存文字はこんな文字です」という実例を示す:



上記は、日本語版 Windows では普通に表示できる。
しかし、日本語版Windows 以外の環境では、この通りに表示しないことがある。
よくあるのは、丸付き数字は、昔のMacOS 上だと、ザ、ジ、ズ、・・・のように表示する文字が変わってしまう。

  もっと突き詰めると、日本語版Windows を使っている者同士では、お互いにこれらの文字を表示できる環境下にあるため、問題にはならない。だから言われないと判らないし、言われてもおそらくピンとこないであろう。

だが、インターネット上には諸般の事情で 日本語版 Windows を使っていない人もそれなりにいるのだ。
  特定の OS や機種、環境下でしか、正しく表示できない文字の全てを「機種依存文字」と言う。

(日本語版 Windowsでの表示)(MacOS 8.6での表示)

  どうだろうか。意味が通じないことが考えられるであろう。
  もっと厄介なのは、BSD版Unix や Linux の日本語環境でも丸付き数字であれば表示できるし、最近の携帯電話での電子メールでも丸付き数字は表示できる場合がある点である。だが、そういう事柄をいつも誰もが推し計ることは出来るだろうか?

  また、「表示できるようにする環境を整えなさい」と強制するのも許されるものではない。
  法治国家には「独占禁止法」という法律があるのだ。
大切なのは、「正しく意志を伝える」ことであって、「環境を整える」ことではない。
 だから、電子メールに於いて機種依存文字の使用は絶対にしてはならない。

 ○ 絵文字は使わないで
  これも機種依存文字に関わる話だが、携帯電話からデスクトップコンピュータやノート型コンピュータへ電子メールを送信するときに起きる問題である:

  絵文字の部分が〓に文字化けしているのが判るだろう。
  更に受信した側では意志が理解できず、口論や喧嘩のきっかけにもなり得る。(実際によくある話)

  携帯電話の絵文字をどうしても使いたい場合は、受信相手が同じキャリアで同じような世代の機種であることを確認してから、使うようにするべきであろう。出来ることなら、クセにならないよう、最初から使わないと決めることが最 も望ましい。
 また、決して、携帯電話キャリア以外の相手に絵文字入りの電子メールを送ってはならない。

○ 半角カナと半角句読点は使うな
  最近の電子メール送受信ソフトウェア(MUA)ではかつては、ソフトウェア自体がハングアップするとか、異常終了するとか、表示が崩れるなどといった問題は起きにくくなっているが、お勧めできないことに変わりは無い。
  逆にいうと、昔は電子メール送受信トラブルの元凶だったとも言える。



 最近のMUAは、送信処理の際に半角カナ文字・半角句読点は、各々全角カナ文字・全角句読点に自動変換する。
 このことを知らずに使っていると、文字化けはおきなくても思わぬところで表示が崩れたりするので、留意しておく必要があるだろう。
 どうしてこんなことをするのか、というと、半角カナ文字と半角句読点は、電子メールの通信標準規格上では、今のところ規格外になっているからである。
 特に携帯電話の電子メールで通信料金を軽減しようと、努めて半角カナ文字を使う人もいるが、今となっては無駄な努力なので、素直に標準的な通信標準規格に則り、全角カナ文字・全角句読点を使うようにしよう。

次回に続く
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