« 電子メールの掟(実践マナー偏)-9 | メイン | 電子メールの掟(実践マナー偏)-11 »

電子メールの掟(実践マナー偏)-10

― spam メールは無視を徹底
 spam メールの中には、Web サイトアクセスを要求するものや、良心的運用に見せかけるために、配信停止URLを示しているものがある:
 
 spam メールは、通常、身に覚えの無い相手からやってくる。
 そしてそれは、Web サイト上で公開している電子メールアドレス、コンピュータウィルスで取得した電子メールアドレス、更には業者から漏れた・または漏らした個人情報から取得した電子メールアドレスを収集して送りつけているのである。
 だから、上記右の例で示した謳い文句は、大抵の場合大嘘である。信じない方が身の為である。
 「登録」といっても、勝手に登録しているに過ぎないのである。

 spam メールの中は、配信解除にWeb サイトのURL や電子メールアドレスが記載されているものがある。
 このうち、配信解除に電子メールアドレスが記載されている場合は、絶対にその電子メールアドレスにその旨を返信してはならない。これは、インターネット通信販売業者において最近はごく普通に取り入れられている、「ステップアップ」と呼ばれる手法で、購買見込みの客を絞り込む手法を悪用しているのである。

 つまり、指定された電子メールアドレスへの返信行為そのものが、「この電子メールを読みました」というサインになってしまい、次回から更に多くの spam メールが怒涛のように流れてくるのである。
 上記左の例は、電子メールの代わりに特定Web サイトの URL が提示してあるだけと思ってほぼ差し支えない。

 もっと悪質なのが、上記右の例である。一見、配信解除のURL が示されており、いかにも良心的に見える。
 さらに、実際に解除手続きをすると、「配信解除しました」と返信される。
 しかし、実際は何食わぬ様相で、同じspamメールを再度送りつけてくる。
 配信解除どころか、配信強化が可能な電子メールアドレスを集めているだけである。

 また、発信元の電子メールアドレスに抗議の返信をしても、同じことである。
 その行為そのものが、やはり、「この電子メールを読みました」というサインになってしまい、次回から更に多くの spam メールが怒涛のように流れてくるであろう。

 こうなっては、抗議するだけ余計に厄介な問題になり、そういう労力が無駄になる。
 そのため、spam メールは努めて無視をして、内容を見ないで即捨てるのが賢明である。

Powered by
Movable Type 3.34