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やっぱりチョコレート 1

2007年10月29日

 この度http://tanakanori.seesaa.net/よりお引越ししてまいりました。どうぞよろしくお願いいたします。


さてさて、先週、日本人パティシエの快挙のニュースを目にしました。フランスのサロン・ド・ショコラで行われたワールドチョコレートマスターズ(世界最大のチョコレートメーカー・バリーカレボー社(スイス)が主催)という大会で、日本いやアジア発の第一位になったのだそう。現在製菓学校で講師も勤めているという水野直己氏。まだ29才という若さでの栄冠である。昨年ドイツで行われたパティシエの世界大会でも4位という偉業を成遂げていたが、この度の優勝は本当に日本の製菓業界の中でも誇らしいことなのだと思う。

 大会は3日間かけて行われたというのだから技術もさることながら体力勝負だったのだろうと思う。中でも「自国の神話と伝説」をテーマに、ピエスモンテといわれるチョコレートの大型細工をつくる姿は圧巻であった。テレビで制作課程も見ることができたのだが、伝説の生き物「天狗」をモデルに作り上げていったという作品には天狗特有の荒々しさだけではない柔らかな雰囲気が出ていてとても不思議な気分にさせてくれた。チョコレートで作り上げる美の芸術作品。デザインだけでなくチョコレートそのものの味についても注意を払い一つの作品を仕上げていくというのが大会のポイントなのだそうだ。とういうことで、世界最高峰の作品を愛でつつ、審査員はその作品を削り、当然口にしたのだろう・・・。とても複雑に思うところであった。美しいものとおいしいものへの飽くなき探究心、人間は何て貪欲なのでしょう。大人になってもお菓子の家を憧れる心があるということなのかもしれない。

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