高級チョコ派?それとも普段使い派?
サロン・ド・ショコラと言えば世界最大のチョコレートの祭典。もともとパリで行われている年に一度のイベントである。「世界最大のチョコレートの祭典」とは何とも魅力的な響き。とはいえ、そう簡単にパリに行けるはずもなく、その素晴らしいお祭りの恩恵はなかなか受けることができないのである。しかし、それが世界各地でも開催されるようになり、ついに東京へ上陸。5年ほど前から百貨店とタイアップして行われるイベントとなってやって来たのである。思えば、そんなイベントからの話題や情報が日本のショコラブームに火をつけたのかもしれない。チョコレートをわざわざショコラと呼ぶブームである。
食については日本は独自の歴史を築きながらも世界のマネをして今日の食文化を作り上げてきた。特にフランスにおいては世界中のトップがそこで食を学ぶというお国柄。何につけてもそこの国の技術を上回る技を目指してシェフが日々努力を重ねている。やっぱり食を語るならフランス♪そんなイメージを庶民的消費者さえ持っている昨今、高級志向と言われる外資系店舗がフランス系のみならず続々と日本に上陸し、人は西へ東へと奔走している。
「サロン・ド・ショコラ」そんな響きはとても耳障りが良い。大好きなチョコレートが一粒一粒大切にディスプレイされているサロン。まるで宝石を選ぶように念入りに商品に見入る女性たち。その場はとても優雅な気持ちにさせてくれるが、同時に自分の懐具合が頭をよぎる庶民な私なのであった。
スーパーで新作のチョコは容赦なくカゴに放り込むのになぁ。
昨日「船場吉兆」でのスィーツの賞味期限改ざん問題が発覚した。最近はこの手の話題が多い。吉兆と聞けば日本料理。高級というイメージが頭に浮かぶ。一般の人が中々足を踏み入れられない世界の名がうたわれたプリンをやはり人は手にしたくなるのだろうか・・・。そう言えばコンビニスィーツにも「吉兆」という名がついたプリンがあったような。高級と実生活の狭間で消費者は自由に行き来できるが、販売する側はそうはいかない。格差社会が益々広がっていくという今、実態のともなわないプチ高級に踊らされた余波は今後どんな形で出てくるのか。業者がそうせざるを得ない問題が他にあるような気がしてならない。
- 投稿者: 住と食を学ぶ 日時: 2007年10月30日 00:47 | パーマリンク

