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なぜ今ドーナツがブームなのか? 3

2007年11月28日

  時は流れ、外資系のドーナツ店がぞくぞくと日本にやってきて新たなブームを起こしている。ドーナツってもっと手軽なものだったんじゃなかったのかなぁ・・・といったコンセプトの店舗が今はウケているのである。それに追従するように、ミスタードーナツは業態を新たにした「アンドナンド」という店舗を渋谷に開店するに至っている。

 前にも書いたように、日本ではドーナツと言えば「おやつ」という人の方が圧倒的に多いはずである。しかし、アメリカでは食事代わりにするという感覚もあるのだという。さまざまな食文化の知識の中ではすでに珍しいことではないのかもしれないし、日本人の中にだってホットケーキを食事代わりにしている人もいるくらいだから驚くことではないのかもしれない。

 しかし、食育推進の観点からも、ドーナツは食事ではないということをあえて特記しておきたい。同じ粉物だとしてもせいぜい揚げ物ではなくホットケーキくらいにとどめておいて欲しいものである。

 ということで、個人的には「おやつ」という位置づけにおいておきたいドーナツの立場だが、最近のドーナツブームというのが「ドーナツの高級化」だと言うのだからこれまた不思議な話である。ケーキよりお手軽な感覚で口にするのがドーナツ、そのドーナツがそこいらのケーキより高級なおやつになるという話だからである。

 高級というだけあって一個あたりの単価は高い。単純にドーナツ1個に300円出すかという話なのだ。それは、たかがドーナツ!というそんな感覚がどうしても私の中にあるからなのかもしれない。されど、ドーナツ!ドーナツでありながら「とろける口どけ」という風に表現されているドーナツ屋さんが只今連日の行列につきその夢のような食感を口にできない状態なのだ。
 
 口にできない夢の味を、せめて妄想の中で研究してみたいと思う。次回はどうしてドーナツが高級な扱いのドーナツが売れているのが魅力を探ってみたいと思う。

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