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2007年クリスマス 3

2007年12月20日

 世界がみんなクリスマスのイベントに向けて準備している。日本以外の国ではいったいどんなクリスマスを過ごしているのだろうか。そんなクリスマスの文化を象徴するように、食の文化が話題になる。

 日本で言うところのクリスマスケーキはクリスマスの歴史がもっと古い国においてはご存知のとおり生クリームをデコレーションされ、苺が乗ったものではない。

 最初にイメージさせるのはフランスの「ブッシュ・ド・ノエル」ではないだろうか。そう、木を横にしたスタイルをケーキで模したもの。「ブッシュ」はクリスマスの意味で「ノエル」は木もしくは薪という意味なのだそう。なぜフランスでこのケーキがクリスマスを象徴するものとして受け継がれてきたのかはかいろんな説があるようだが、冬のイベント「クリスマス」の中では、暖かなイメージを感じさせるアイテムとしてテーブルにのぼることにより、ほっとさせてくれる効果もある。

 また、イギリスでは「クリスマスプディング」が用意されるようである。原料や製造過程を知ると、その手間ひま加減に驚かされる。洋酒に漬け込んだドライフルーツを生パン粉と牛乳に練りこみ、生地を寝かせた後、蒸し器で蒸す。蒸した後さらに熟成させるといい、この熟成期間が長いほどおいしいという説もある。日本で一般的なプリンとは異なり蒸しパンに近いものだそうだ。手作りがあたり前なこのクリスマスプディングもまたその家庭特有のレシピがあり、それぞれにご自慢の話は尽きないようである。

 ドイツでは「シュトーレン」。ケーキというよりもお菓子パンに近い食べ物である。最近では日本のパン屋さんでも見かけることが多いし、すでに手作りされている方も多いかと思う。ドイツではその国なりのイエス・キリストの生誕を祝う行事があり、その期間中振舞う意味を込めて作られているようだ。このシュトーレンもまた洋酒をたっぷり含ませているドライフルーツを使うので日持ちがする。つまりクリスマスの準備のために期間をかけて作る食べ物であり、各家庭なりのレシピもある。

 そしてイタリアでは「パネトーネ」が有名である。これもドイツのシュトーレン同様
ケーキというよりはお菓子パン。クリスマスの4週間前から各家庭で焼かれ始め、訪れた人に配るという伝統がある。パネトーネ種の酵母を用いてゆっくりと発酵させてからドライフルーツを刻んだものを混ぜ込んで焼き上げたもの。数年前から日本のパン屋さんでもよく見かけるようになった。しかし、肝心のパネトーネ種の酵母が流通に適していないので、イタリア国外でそれを用いてパネトーネを製造するのは困難だという話もある。


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