B級グルメだからこそ興味をそそる、そしてその土地に行って食べてみたいと思うようなメニューはまだまだ未発掘のものがたくさんあると思われる。わざわざその土地に行ってまで食べたくなるような・・・先ごろ騒がれたフランス系格付け飲食店情報本が発売されたという話題のときに聞いたような・・・
B級グルメが未開発・・というのは考えてみれば当然とういえば当然である。何てったって、それの多くは当たり前に身近にあり、そしてずーーーーっと親しまれてきた地域性の高いメニューなのだから。発祥の由来を一つずつ見て行くとお食事メニューでありながら、どこか駄菓子的な感覚で受け継がれてきていることが多い。とりあえず「ある物」で、もしくは「手に入り易い物」で工夫しておいしく食べられてきたものである。
「おなかがすいた~」という子供たちに、お母さんが家にあるものでささっと作ってくれるおやつのような間食。時にはお母さんが忙しいこともある。そんな時に頼りになる子供たちの味方は駄菓子屋さん。駄菓子屋さんで作られる味に、幼い頃から慣れ親しんで育ったという大人は少なくないだろう。そんな第二の母の味的なメニューが今まさに注目されているのである。ちなみに静岡のおでんについては今でも駄菓子屋の軒で毎日売られているのだそうだ。
自分の思い出の味が立派になって全国発信していく。地元がこのグルメ合戦に参戦している姿は何とも不思議なものだ。安く食べていたものがレトルト加工されておみやげ物屋に並ぶ。富士宮の焼きそばのように弁当になる日も近いのだろうか。今は食品の保存・加工技術が進み、味も損なわれることなく全国に発送可能である。インターネットでお取り寄せなんてことは当たり前のこの時代に、B級グルメって何だっけ?安くてさっとお腹を満たしてくれるものじゃなかったんだっけ?という疑問が浮かぶ。
行田フライが気になってその土地に行ってみたいなと思う。B級グルメだけに、街の駄菓子屋や食堂を訪ねるような旅をする。B級ならではの味を求めて小さな街を訪ねて旅する余裕が生活の中にあったらいいなと憧れる。
- 投稿者: 住と食を学ぶ 日時: 2008年01月11日 08:20 | パーマリンク
