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安全な食料とは? 4

2008年02月07日

 連日の餃子報道。毒物混入の経緯は謎が深まるばかりといった内容が一日中飛び交っている。 ニュースだけでなくワイドショーまでもいろいろな角度からレポートしてくれるので、嫌でも毎日耳にしている。

 さて、そんなワイドショーのレポートの中でとても興味深い場面を目にした。

 冷凍食品が次々と撤去されるスーパーマーケットの売り場前、一組のご夫婦がワイドショーのレポーターに呼びとめられていた。スーパーのカゴの中には餃子の皮、国産肉表示のあるひき肉、等々・・・。そう、餃子の材料が入っていたのである。すかさず、それを見たレポーターが呼び止めたのだろう。

「なぜ、この時期に餃子の材料をお買い求めですか?」
と、質問。

ご主人の方が
 「連日、あんなに餃子ばかりをテレビで見せられていたら餃子が食べたくなりますよ。それで、安全かどうか考えていたら自分たちで作るしかないと思い、材料を買いにきました。」
と答えた。

 なるほど、敬遠するどころか、むしろ触発されてしまったというケースなのだ。自分自身は餃子はしばらくいいかなぁ・・・と思っていた側だが、こう堂々と餃子を手作りすれば安心して食べられるじゃないか!と明言されると、そうだよな→我が家も作ろうかな!という気になってくる。

 同じ番組で、今度はとあるラーメン店で餃子を注文する若い男性に質問
 「どうしてこの時期に餃子を食べるんですか?」
とレポーター。

 男性は
 「テレビ見ていてどうしても餃子が食べたくなって来てしまった」
と答えていた。

 宇都宮の餃子店でも変わらずに行列を作っているというお店の様子がテレビに映し出された。

 つまり、日本人は餃子が好き。それだけ餃子そのものが日本の食生活に浸透していたのである。餃子の生まれ故郷は中国。今回はたまたま冷凍食品として加工を中国の工場にお願いしていたのだが、思えば本場の人たちに作ってもらった餃子を冷凍食品として簡単に日本の食卓にあげることができていたのだから「本場の味お取り寄せ」と同じなのではないだろうか?

 今回の事件の真相とはずれてしまった話題だが、消費者がイメージで誰かに安全を求めるのではなく、自ら食べたいものを作る努力によって納得のいく安全を求めてみてはどうだろうか?と思うのである。