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電気を表現する4つの基礎単位― 電流・電圧・電気抵抗・電力

 電気で使う単位は一般社会と関わりがある??の項で、電力会社は、kWh(キロワット・アワー)という単位で、使った電気量を表し、それに従って料金を請求すると述べた。
kWh (キロワット・アワー)は、実は、電力と時間を掛け合わせたものである。便利な単位ではあるが、電気の特性を表現する単位では無い。

 電気関係で使う各種単位は、現在では国際単位系という計量単位の規格で定められている。
(JIS Z8203:国際単位系及びその使い方)
 国際単位系は、しばしば「SI」(エス・アイ)と略される。それに倣い、以後は「SI」と表記することとする。
 SIの単位表記は、計量単位の大きさを示す乗数記号と、計量単位の種類を示す単位記号の組み合わせで表記される。
 以下にそれを示す。

 例えば、電流が 0.0736A とすると、表記は 73.6mA とするのが望ましい。
 同様に、電力が 24760W とすると、表記は 24.76kW とするのが望ましい。
 人間にとっては 2桁~4桁の整数部がある方が扱いやすいからである。

 また、慣習上、40cm という言い方はよくあるが、4dm(デシメートル) という言い方は殆どしない。但しSIでは間違いではない。更に長さの単位で、μ(ミクロン=1μm)、Å(オングストローム=100pm)、といった慣用単位もかつてはよく使われていたが、現在では混乱の元になるため、殆ど使用されていない。
 また、発電所の発電能力を示すのに、マスコミは 「300万キロワット」という言い方をよくするが、これも余りお勧めできる使い方ではない。300万キロワットなら、3GW(ギガワット)と併せて表現する方がSIの考え方から言うと正しい表現になる。
1024 Y ヨタ   A アンペア 電流 (SI基本単位)
1021 Z ゼタ V ボルト 電圧 (SI基本単位)
1018 E エクサ Ω オーム 電気抵抗 (SI基本単位)
1015 P ペタ W ワット 電力 (SI基本単位)
1012 T テラ m メートル 長さ (SI基本単位)
109 G ギガ s 時間 (SI基本単位)
106 M メガ kg キログラム 質量 (SI基本単位)
103 k キロ CAUTION! k(キロ)は小文字で!
よく、1km を 1Km と表記している案内標識などを見かけるが、
距離(長さ)もSIであり、その規則に従うべきである。
SIでは、103 より小さい乗数は全て小文字の接頭語である。
SI接頭語は将来追加される可能性大なので、そのときに皆様も含む将来の人間が大文字と小文字の区別で誤解しないようにするためにも普段から正しいSI接頭語を使うように心がけて欲しい。
現時点でもP(ペタ)とp(ピコ)、M(メガ)とm(ミリ)、Z(ゼタ)とz(ゼプト)、Y(ヨタ)とy(ヨクト)は区別の必要がある。
1964年に、P(ペタ)・E(エクサ)・f(フェムト)・a(アト)、 1991年に、Z(ゼタ)・Y(ヨクサ)・z(ゼプト)・y(ヨクト) が追加されている。
102 h ヘクト
101 da デカ
10-1 d デシ
10-2 c センチ
10-3 m ミリ
10-6 u マイクロ
10-9 n ナノ
10-12 p ピコ
10-15 f フェムト
10-18 a アト
10-21 z ゼプト
10-24 y ヨクト
 例えば、電流が 0.0736A とすると、表記は 73.6mA とするのが望ましい。
 同様に、電力が 24760W とすると、表記は 24.76kW とするのが望ましい。
 人間にとっては 2桁~4桁の整数部がある方が扱いやすいからである。

 また、慣習上、40cm という言い方はよくあるが、4dm(デシメートル) という言い方は殆どしない。但しSIでは間違いではない。更に長さの単位で、μ(ミクロン=1μm)、Å(オングストローム=100pm)、といった慣用単位もかつてはよく使われていたが、現在では混乱の元になるため、殆ど使用されていない。
 また、発電所の発電能力を示すのに、マスコミは 「300万キロワット」という言い方をよくするが、これも余りお勧めできる使い方ではない。300万キロワットなら、3GW(ギガワット)と併せて表現する方がSIの考え方から言うと正しい表現になる。
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