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電圧 ― 一定方向に自由電子の流れる勢い

 自由電子が電流として移動するためには、外部からエネルギーを貰って且つ移動する環境が整わないと、移動しない。
 移動する環境が整う条件としては、
 1)プラスの電気を示す原子がある
 2)その原子へ自由電子が移動する手段がある

 の2点。
 1)については、最も身近なものとして、乾電池と静電気は原子が持つ電磁気力が要因の物理現象の項で説明した静電気がある。
 2)については、金属が主にその役目であり、一般的には銅線・スズメッキ線・ハンダなどが用いられている。

 電圧は、ちょうど、水圧に比喩される:
(勢いが弱い=電圧が低い) (勢いが強い=電圧が高い)
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電圧は、プラスの電気を持つ原子の数の多さで決まると言ってもよい。
プラスの電気を持つ原子が多いほど、それを中和しようとする勢いが強くなるので、その分電圧が高くなる。
左の図では、電流が流れる向きで記述したが、実際には、マイナス側からプラス側へ自由電子が移動する勢いの話しとなる。
電圧は、しばしば電位差とか電位という言葉で表現される。
電位差というのは、2点間の電圧の差、電位というのは、ある基準点を元にした電圧のことである。

 電圧は、V(ボルト)という単位で表す。ボルトの語源は、1800年に電池を発明したイタリアのボルタなる人物の名から来ている。
 ボルタの電池の発明により、連続して電流を流すことが出来るようになり、現在の乾電池や自動車のバッテリーに活用されている。

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