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静電気と動電気-2

動電気には、電圧・電流の単位時間内の変化で色々なパターンがあり、それぞれに名前がある。
 以下にそれらを示す。

○ 電圧または電流が一定の電気 ― 直流 (Direct Current)
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プラス・マイナスの極性があり、常に電圧または電流が一定なのが、いわゆる直流である。
乾電池や自動車のバッテリー、携帯電話の電池や何度も充電できるような電池は直流を発生する。

また、電子機器の電源は大半が直流である。
テレビジョン受像機は、コンセントに接続して使用する
が、テレビジョン受像機の内部で、コンセントの電気を適切な直流電圧にして動作させているのである。

○ 常に電圧や電流の大きさが変化する電気 ― 脈流 img4_02.gif
プラス・マイナスの極性があるが、時間と共に電圧や電流が変化するものを、脈流という。
左の図では規則的に電圧が変化しているように描いてあるが、脈流の定義に「変化が規則的である」という項目は無い。
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一般には馴染みが無いのだが、電子機器の設計に携わるような場合には、脈流は、欠かすことの出来ない概念である。ラジオの設計でも脈流の概念は用いられる。

また、同じ脈流でも左の図のような変化は、特にパルスと言い、脈流とは言わない。ディジタル機器では、このパルスが機器を動作させるときの基本になる。
パルスの中には、プラス・マイナスの極性が無いものもある。(しかし、ごくまれである)

○ 常に電圧や電流の方向も大きさも変化する電気 ― 交流 (Alternating Current) img4_04.gif
プラス・マイナスの極性が特に無く、脈流と同様、時間と共に電圧や電流が変化し、且つ極性も変化するものを交流という。
脈流同様、交流の定義に「変化が規則的である」という項目はない。
コンセントの電気がいわゆる交流である。
そして、電気を理解することは、この交流のあらゆる挙動を理解すること、と言い切ることが出来るくらい奥が深い。
特にラジオの動作を理解するには、交流を理解しないことには何も出来ないのである。
交流は、一般的には上の図のような単純な波で表すことが多い。このような波は、一般的に正弦波と言う。
実際の交流は複雑な波形であることが多いが、どんなに複雑な波形であっても、複数の正弦波交流の組み合わせであることが判っている。そのため、実際にラジオの設計などする場合は、正弦波交流を仮定して進めていく場合が多い。
そのため、交流の基本である正弦波交流をしっかり理解していることが、肝要である。

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