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コンデンサの場合

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コンデンサの場合は、コイルとは逆に常に電圧変化が電流変化に遅れをとり、結果的に電流変化が先なので、「電流進相」の状態である。

電圧の位相と電流の位相がこのような関係になるとき、電気の世界では「容量性負荷」と言う。

「容量性」という言葉の語源だが、これはコンデンサが電気を蓄積できる能力の指標を示す静電容量(キャパシタンス)から来ている言葉である。

さて、コンデンサは直流を全く通さない性質があることを コンデンサに交流を流してみる ― 電流が先行する の項で述べた。コンデンサにも、角速度や静電容量に依存した交流電気抵抗があり、「容量性リアクタンス」という。
 容量性リアクタンスは、角速度(角周波数)に反比例し、静電容量の大きさにも反比例する。
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容量性リアクタンスの値は、左記の(9)式で計算できる。
直流では周波数0(ゼロ)Hz になることから、(9) 式における分母がゼロになり、静電容量に関係なく計算不能(=この場合は無限大)になることが判る。電卓であれば、「ゼロで除算できません」などの演算エラーになる。このことから、コンデンサは直流を通さないことが裏づけされる。
また、周波数が高くなればなるほど分母が大きくなり、分子は1のままなので、容量性リアクタンスは小さくなる。誘導性リアクタンスの変化とは完全に逆である。

コンデンサはラジオを初めとする通信機器・電子機器には絶対に欠かすことが出来ない電子部品である。それゆえ、コイルとは比べ物にならないほど沢山の種類がある。
用途により、電子回路上の静電容量にもかなり違いがある。
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