ストレート受信機では、動作原理的には高周波増幅回路の増幅率を高くすると、受信感度が向上する訳だが、実際には、この増幅率を高く出来る真空管やトランジスタは高価であったようだ。
そこで簡単な仕組み・工夫で更に高周波増幅回路の増幅率を上げるような方式が考案された。
そこで簡単な仕組み・工夫で更に高周波増幅回路の増幅率を上げるような方式が考案された。
それが「再生検波」である:

高周波増幅回路の増幅出力の一部を再度増幅入力に戻し、見かけの信号強度を大きくすることで、全体の高周波増幅回路の増幅率を更に向上させるものである。
増幅出力を戻し過ぎると、「ビキャー」という感じで発振(イベント会場などで時々ある「ハウリング」と同じことが起きる)してしまうため、入力側に戻す量(再生量)を調節できるようになっている。
感度が最もよくなるのが、「ビキャー」と発振する直前の再生量である。
ちなみに、筆者が最初に所持した短波ラジオが、複数のトランジスタで構成された再生検波方式の受信機である。
この方式は、強力な電波を出す局があったりすると、混信を引き起こしやすくなり、また、安定度もあまり良くは無いのが欠点である。
■ 超再生検波方式 ― 再生検波方式の改良
さて、再生検波方式では、再生量を手動で調節して、発振直前の最も感度の良い状態にすることが要求される。
この調節を半自動化・自動化したのが「超再生検波方式」である:

超再生検波方式では、わざと発振するような再生量に調節する。しかし、実際に発振するには時間差があるので、すかざず、発振しないような再生量に戻す。これを「クエンチング」という。
こうすることで、発振直前の最も感度が高い状態に維持することを可能にする訳である。
発振状態⇔非発振状態を素早く繰り返す動作になるので、「クエンチング発振」が超再生検波方式の受信機には存在する。
超再生検波方式の受信機は、かつては、超短波(VHF)帯向けの受信機に良く用いられていたが、現在では、回路方式としては殆ど採用されていない。

高周波増幅回路の増幅出力の一部を再度増幅入力に戻し、見かけの信号強度を大きくすることで、全体の高周波増幅回路の増幅率を更に向上させるものである。
増幅出力を戻し過ぎると、「ビキャー」という感じで発振(イベント会場などで時々ある「ハウリング」と同じことが起きる)してしまうため、入力側に戻す量(再生量)を調節できるようになっている。
感度が最もよくなるのが、「ビキャー」と発振する直前の再生量である。
ちなみに、筆者が最初に所持した短波ラジオが、複数のトランジスタで構成された再生検波方式の受信機である。
この方式は、強力な電波を出す局があったりすると、混信を引き起こしやすくなり、また、安定度もあまり良くは無いのが欠点である。
■ 超再生検波方式 ― 再生検波方式の改良
さて、再生検波方式では、再生量を手動で調節して、発振直前の最も感度の良い状態にすることが要求される。
この調節を半自動化・自動化したのが「超再生検波方式」である:

超再生検波方式では、わざと発振するような再生量に調節する。しかし、実際に発振するには時間差があるので、すかざず、発振しないような再生量に戻す。これを「クエンチング」という。
こうすることで、発振直前の最も感度が高い状態に維持することを可能にする訳である。
発振状態⇔非発振状態を素早く繰り返す動作になるので、「クエンチング発振」が超再生検波方式の受信機には存在する。
超再生検波方式の受信機は、かつては、超短波(VHF)帯向けの受信機に良く用いられていたが、現在では、回路方式としては殆ど採用されていない。
