■ レフレックス方式 ― ストレート方式の変形
第2次大戦中、戦後の部品供給が不足した時期を象徴するかのような回路構成である:

日本では、真空管がゲルマニウムトランジスタに置き換わり始めた頃に多く採用された回路方式である。
第2次大戦中、戦後の部品供給が不足した時期を象徴するかのような回路構成である:

日本では、真空管がゲルマニウムトランジスタに置き換わり始めた頃に多く採用された回路方式である。
この方式のポイントは、高周波増幅と低周波増幅を1つの真空管またはトランジスタで済ませるところである。
スピーカを鳴らすには、通常、低周波増幅回路をもう1段増やして実現する。
この方式は、やはり高周波増幅と低周波増幅を一緒にするところで無理をしているので、他の方式に比較すると動作が不安定である。
■ ヘテロダイン方式(ダイレクト・コンバージョン方式)
現在の受信機では、殆どストレート方式やその改良回路構成は採用されていない。
受信感度の向上や混信除去に一定の限界があるからである。特に混信除去の性能は、ストレート方式では同調回路の性能が直接影響し、受信感度向上以上に困難を伴う面がある。
そこで、ストレート方式をベースにして、復調回路で混信軽減の試みをしたのが、この方式である:

この方式のポイントは、復調回路の構成にある。

中波ラジオ放送で使われる振幅変調の電波を別の見方で眺めると、左図のようになっている。
このように、グラフの横軸に周波数、縦軸に送信電力や電波の強さを取って、どの周波数でどのくらいの強さの電波を出ているかを示した図を「周波数スペクトル」と呼ぶ。
この例では、搬送波周波数1000kHz の放送局が、1kHz の音声を載せて送信したときの周波数スペクトルである。人間の声や音楽は概ね 20Hz から 20kHz までの範囲で常に変化し、搬送波の左右に現れる周波数の電波はそれに合わせて変化するのである。振幅変調された搬送波の左右に現れる電波は、側帯波(そくたいは)と呼ぶ。
そして、その側帯波は音声周波数分離れた周波数にて、搬送波送信電力のちょうど半分の電力で発生する。

左図は、「ヘテロダイン」とは何か?説明を説明する概念図である。
「ヘテロダイン」とは、2つの周波数を混ぜ合わせて、新たな周波数を発生させる仕組みを指す。
そしてその実態は「周波数混合回路」である。2つの周波数を混合すると、f1 + f2 の周波数と、f11- f2 の周波数(絶対値)が得られる。これをヘテロダイン検波と呼ぶことがある。これを復調回路に応用したのがヘテロダイン方式の受信機という訳である。

ヘテロダイン方式では、復調回路に前記の「周波数混合回路」と希望の音声周波数帯を取り出す「フィルタ」で構成される。
ここで、f1 は受信する放送、f2は局部発振回路で作った受信放送局の搬送波と同じ周波数の高周波信号である。
ここで、この2つを混合すると、2000kHz 付近(f1 + f2)と、音声周波数帯(| f1 - f2 |) の2つの出力が得られる。しかし、欲しいのは音声周波数帯の信号なので、フィルタを使って、音声周波数帯(| f1 - f2 |) だけ取り出すことで、元のコンテンツが得られる、という仕組みである。
この方式の中波放送用受信機は、第2次世界大戦前までは、アメリカで普及していたものらしい。
現在の中波放送用受信機では、この方式は既に使われておらず、代わりにこの方式を応用した方式が使われている。
しかし、通信用受信機(アマチュア無線・各種業務無線など)では必要不可欠な場合もあるため、現用されている。
ヘテロダイン方式は、現在では、ダイレクト・コンバージョン方式とも呼ばれる。
名前が異なるだけで、動作原理は同じである。
周波数混合によって、|f1 - f2 | を取り出すことで、直接目的のコンテンツ(信号)を得ることが出来るからで、携帯電話で主に採用されている。
スピーカを鳴らすには、通常、低周波増幅回路をもう1段増やして実現する。
この方式は、やはり高周波増幅と低周波増幅を一緒にするところで無理をしているので、他の方式に比較すると動作が不安定である。
■ ヘテロダイン方式(ダイレクト・コンバージョン方式)
現在の受信機では、殆どストレート方式やその改良回路構成は採用されていない。
受信感度の向上や混信除去に一定の限界があるからである。特に混信除去の性能は、ストレート方式では同調回路の性能が直接影響し、受信感度向上以上に困難を伴う面がある。
そこで、ストレート方式をベースにして、復調回路で混信軽減の試みをしたのが、この方式である:

この方式のポイントは、復調回路の構成にある。

中波ラジオ放送で使われる振幅変調の電波を別の見方で眺めると、左図のようになっている。
このように、グラフの横軸に周波数、縦軸に送信電力や電波の強さを取って、どの周波数でどのくらいの強さの電波を出ているかを示した図を「周波数スペクトル」と呼ぶ。
この例では、搬送波周波数1000kHz の放送局が、1kHz の音声を載せて送信したときの周波数スペクトルである。人間の声や音楽は概ね 20Hz から 20kHz までの範囲で常に変化し、搬送波の左右に現れる周波数の電波はそれに合わせて変化するのである。振幅変調された搬送波の左右に現れる電波は、側帯波(そくたいは)と呼ぶ。
そして、その側帯波は音声周波数分離れた周波数にて、搬送波送信電力のちょうど半分の電力で発生する。

左図は、「ヘテロダイン」とは何か?説明を説明する概念図である。
「ヘテロダイン」とは、2つの周波数を混ぜ合わせて、新たな周波数を発生させる仕組みを指す。
そしてその実態は「周波数混合回路」である。2つの周波数を混合すると、f1 + f2 の周波数と、f11- f2 の周波数(絶対値)が得られる。これをヘテロダイン検波と呼ぶことがある。これを復調回路に応用したのがヘテロダイン方式の受信機という訳である。

ヘテロダイン方式では、復調回路に前記の「周波数混合回路」と希望の音声周波数帯を取り出す「フィルタ」で構成される。
ここで、f1 は受信する放送、f2は局部発振回路で作った受信放送局の搬送波と同じ周波数の高周波信号である。
ここで、この2つを混合すると、2000kHz 付近(f1 + f2)と、音声周波数帯(| f1 - f2 |) の2つの出力が得られる。しかし、欲しいのは音声周波数帯の信号なので、フィルタを使って、音声周波数帯(| f1 - f2 |) だけ取り出すことで、元のコンテンツが得られる、という仕組みである。
この方式の中波放送用受信機は、第2次世界大戦前までは、アメリカで普及していたものらしい。
現在の中波放送用受信機では、この方式は既に使われておらず、代わりにこの方式を応用した方式が使われている。
しかし、通信用受信機(アマチュア無線・各種業務無線など)では必要不可欠な場合もあるため、現用されている。
ヘテロダイン方式は、現在では、ダイレクト・コンバージョン方式とも呼ばれる。
名前が異なるだけで、動作原理は同じである。
周波数混合によって、|f1 - f2 | を取り出すことで、直接目的のコンテンツ(信号)を得ることが出来るからで、携帯電話で主に採用されている。
