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受信機(ラジオ)の基本性能

■ 受信機(ラジオ)の基本性能 ― 感度・選択度・了解度・安定度 それでは、性能の良い受信機というのは、具体的にどういうものを指すのだろうか。  イメージでは何となく判っていても、説明するのは難しいのではないだろうか。しかしながら、「良い受信機のイメージ」は大体以下のようなものあろう:

感度 どこまで弱い電波まで受信できるかどうかの尺度である。
感度が高い(または感度が良い)受信機ほど、微弱な電波を拾ってよく聞こえる。
選択度 よく安価な中波放送用受信機では、電波の強い放送局の周波数が近接していると、混信を起こす。
こういう状態は「選択度が悪い」のである。
選択度が良い受信機ほど混信を避けて受信できる。
了解度 どんなに感度が高くても、或いはどんなに選択度が良くても、再生されるコンテンツの音がこもっていたり、変に低音だけが音割れしていたり、高音が異様に強くて頭に響いたりするようであれば、聴き難い。下手をすれば内容が判らないこともある。こういう状態は「了解度が悪い」のである。
了解度が良い受信機ほど聴取に問題がなく、長時間の受信でも疲れない。
安定度 最近の受信機では減ったが、しばらく同じ放送局を聴いていたりすると、いつのまにか同調がずれてしまっていたり、音が小さくなったり、ちょっとした振動でも同調がずれたりすることがある。 こういう状態は「安定度が悪い」のである。
安定度が良い受信機ほど、長時間の使用や環境変化で動作の異変が起きる頻度が少ない。

受信機(ラジオ)を生産しているメーカーは、製品価格に対して、これらの指標が出来るだけ高く・良くなるように製品開発をしているわけである。
 しかしながら、これら4つの指標を全て満足するような受信機を安価にこの世に出すのは、かなり難しいことである。
 実際には、
・ 感度や選択度をある程度犠牲にして、価格を下げる(100円ラジオはこの類になる)
・ 選択度を最高に良い方向に究めた受信機(アマチュア無線や短波用の受信機はどちらかというとこの類になる)
で価格がそれなりに高価になってしまう

というように、指標のどれかを犠牲にしている事が多い。
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