磁気と電気は密接に関係する
導線に電流を流すと、導線の周囲に磁気が発生する。また、磁気のある場所で導線を動かすと、電気が発生し、電流が流れる。
知られているようで、一般にはそう広く知られていない。
磁気と電気が密接に関連することが知られるようになったのは、1820年にデンマークの科学者でエルステッドなる人物や、フランスの科学者でアンペールなる人物が、相次いで磁気と電気の関係を明らかにしてからのことである。
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電気も目に見えないが、磁気も目に見えない。しかし、磁気の場合は、比較的容易に目に見える形にすることができる。
磁石の場合、N極とS極は磁力線という見えない磁気の力で結ばれている。実際には線にはなっていないのだが、人間が磁気を扱うには、「線」で考えた方が何かと都合が良いので「磁力線」という名前になっている。
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最初に「導線に電流を流すと、導線の周囲に磁気(磁界)が発生する」と述べた。
これは簡単な実験で確認できる:
予め、方位磁針を南北を指すように合わせておき、その上に電池や豆電球などを接続した導線を這わせて、電流を流してみる。当然のことながら、電流が流れれば豆電球が点灯する。
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前項の「電流が流れると磁界が発生する」で、電気が流れると磁界が発生することを示したが、実は、逆もある。
つまり、磁界の中に導線をおくと電流が流れる、というものである。
実際には、磁界の中で導線を動かさないと電流が発生しないが、この現象を明らかにしたのが、イギリスのファラデーなる人物である。1831年のことで、日本では、天保の飢饉や天保の改革とかが行われていた時代である。
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「右手の法則」というなら、「左手の法則」もあるだろうと思われる向きもあるだろうが、「フレミングの左手の法則」も実在する。
「フレミングの左手の法則」は以下のようなものである:
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ここまでの説明で、電気と磁気は見えない相互関係が存在することが何となく理解できたと思う。
電磁波は、一般には「電波」と略され、1864年にイギリスのマクスウェルなる人物が、その存在を科学的理論に基づいて予言し、1888年にドイツのヘルツなる人物が存在を証明したことによって、急速に研究や利用が進んでいくのである。
「電波」即ち「電磁波」は、電気の力と磁気の力が相互に作用して、空間を伝播していく。宇宙空間中でも電磁波は伝播していくのである。
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