色々ある電気の挙動
ラジオを知るためには、もう少し電気に関して基礎的な内容の説明がどうしても必要である。
しかしながら、このあたりから佳境になっていく。
電気の基礎知識に関して自信のある人は読み飛ばしても構わない内容である。
しかし、この後に続くラジオの話が全く理解できないようであれば、やはり、この章でみっちりと基礎をもう一歩理解して頂きたい。
続きを読む "静電気と動電気-1" »
動電気には、電圧・電流の単位時間内の変化で色々なパターンがあり、それぞれに名前がある。
以下にそれらを示す。
続きを読む "静電気と動電気-2" »
円運動―ちょうど、自転車や自動車のタイヤが回転する様子が円運動だが、それと同じことが、電気の世界でも起きているという話である。ある点を中心に回転する運動は「円運動」と言われ、物理の世界ではよく出てくる言葉でもある。
続きを読む "正弦波交流って、実は円運動なんです" »
前節にて、円運動の速さを示すのに、
・1回転するのに必要な時間 ~ 周期 〔単位=秒〕
・1秒間の回転数 ~ 周波数〔単位=Hz(ヘルツ)〕
の2つがあることを示した。
ところが、実際にはもうひとつ、単位時間あたりの中心角の変化量で示す方法がある。
続きを読む "円運動の回転速度 ― 角速度・角周波数" »
ラジオに欠かせない構成部品に、コイルとコンデンサがある。
両者はラジオだけではなく、テレビジョン受像機を初めとするあらゆる電子機器には欠かせないものである。
実際の電子機器では、交流におけるコイルやコンデンサの性質を巧みに利用している。
続きを読む "交流では、電圧と電流に時間差が出来る-1" »
■コンデンサに交流を流してみる ― 電流が先行する(キャパシタンス〔静電容量〕)

「コンデンサ」というものは、見たことも聞いたことも無いという方々は多いと思う。
または、中学生の頃、技術実習で何となく見たことがあるだけという方も多いだろう。
続きを読む "交流では、電圧と電流に時間差が出来る-2" »

(コイルの場合) (コンデンサの場合)
交流における電圧変化と電流変化の関係は、コイルとコンデンサで反対になっていることを前節で述べた。
続きを読む "電圧変化と電流変化の軌跡 ― 位相・位相差" »
交流の場合、純粋な電気抵抗の他に電圧の変化と電流の変化のずれからくる交流独特の電気抵抗が加わる。
そして、電圧変化と電流変化の関係は、コイルとコンデンサで異なると述べた。
ここでは、これらの変化をもう少し掘り下げることにする。
続きを読む "交流では、電圧変化と電流変化の時間差から独特の電気抵抗が加わる(リアクタンス・インピーダンス)" »
■ ところで、リアクタンスとは?
リアクタンスの「リアク」(React)とは、反作用、「タンス」(tance)とは、服などを収納するものを指すのではなく、「~のような性質を持ったもの」という意味である。
単にリアクタンスという場合は、誘導性リアクタンスと容量性リアクタンスを合成したリアクタンスを言う。
何故合成リアクタンスというものを理解する必要があるのかというと、ラジオには、コイルとコンデンサを組み合わせた回路が当たり前のように使われているからである。
続きを読む "リアクタンスとは?" »
■ 実際に現れる交流電気抵抗 ― インピーダンス
オーディオ関係に詳しい人や、アマチュア無線を嗜んでいたりしている方々には、意外とお馴染みの言葉でもある。
オーディオ関係では主に接続するスピーカーのインピーダンス、無線ではおもに使用する同軸ケーブルのインピーダンスを合わせることで、装置に負担が掛からず快適な環境で使用できる。
何故インピーダンスを合わせる必要があるのか、は別問題だが、後日それを理解する必要に迫られた時のためにも、
「インピーダンスって何?」を理解しておくべきである。
続きを読む "実際に現れる交流電気抵抗 ― インピーダンス" »
ラジオに限らず、通信機器を初めとする無線装置には、共振回路は欠かせないものである。
コイルとコンデンサの組み合わせで起きる自然現象を巧みに利用して、希望する周波数の放送局を選択するという、ラジオを初めとする無線装置が持つ基本的且つ必要不可欠な機能を実現しているのである。
続きを読む "ラジオの要(かなめ)― 直列共振回路・並列共振回路" »