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復調回路は鉱石から半導体へ

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この図は、復調回路(de-modulation/detection) ― 放送コンテンツの復元 の説明でも出てきた、復調回路の基本形である。
この部分のポイントは、ダイオードimg5_m01.gifである。
ダイオードは、現在となっては、典型的な半導体の部品の名前であるが、元々はその電気的な性質を示す言葉だった。

並列共振回路の場合

■ 並列共振回路の場合

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同様に、再び左記のグラフを見ていただきたい。
共振周波数f0では、直列共振回路とは反対に合成リアクタンスが最大になっている。
また、大抵の並列共振回路では、左記のグラフ内に描いた回路のように、等価的にコイルと直列にコイルの巻線自身による抵抗分が直列に入るケースを考慮する。
 ラジオに限らず、通信機器を初めとする無線装置には、共振回路は欠かせないものである。
 コイルとコンデンサの組み合わせで起きる自然現象を巧みに利用して、希望する周波数の放送局を選択するという、ラジオを初めとする無線装置が持つ基本的且つ必要不可欠な機能を実現しているのである。
■ 実際に現れる交流電気抵抗 ― インピーダンス
 オーディオ関係に詳しい人や、アマチュア無線を嗜んでいたりしている方々には、意外とお馴染みの言葉でもある。
 オーディオ関係では主に接続するスピーカーのインピーダンス、無線ではおもに使用する同軸ケーブルのインピーダンスを合わせることで、装置に負担が掛からず快適な環境で使用できる。
 何故インピーダンスを合わせる必要があるのか、は別問題だが、後日それを理解する必要に迫られた時のためにも、
 「インピーダンスって何?」を理解しておくべきである。

リアクタンスとは?

■ ところで、リアクタンスとは?
 リアクタンスの「リアク」(React)とは、反作用、「タンス」(tance)とは、服などを収納するものを指すのではなく、「~のような性質を持ったもの」という意味である。
 単にリアクタンスという場合は、誘導性リアクタンスと容量性リアクタンスを合成したリアクタンスを言う。
 何故合成リアクタンスというものを理解する必要があるのかというと、ラジオには、コイルとコンデンサを組み合わせた回路が当たり前のように使われているからである。

コンデンサの場合

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コンデンサの場合は、コイルとは逆に常に電圧変化が電流変化に遅れをとり、結果的に電流変化が先なので、「電流進相」の状態である。

電圧の位相と電流の位相がこのような関係になるとき、電気の世界では「容量性負荷」と言う。

 交流の場合、純粋な電気抵抗の他に電圧の変化と電流の変化のずれからくる交流独特の電気抵抗が加わる。  そして、電圧変化と電流変化の関係は、コイルとコンデンサで異なると述べた。  ここでは、これらの変化をもう少し掘り下げることにする。
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      (コイルの場合)                 (コンデンサの場合)

 交流における電圧変化と電流変化の関係は、コイルとコンデンサで反対になっていることを前節で述べた。

交流では、電圧と電流に時間差が出来る-2

■コンデンサに交流を流してみる ― 電流が先行する(キャパシタンス〔静電容量〕) img4_14.gif
「コンデンサ」というものは、見たことも聞いたことも無いという方々は多いと思う。
 または、中学生の頃、技術実習で何となく見たことがあるだけという方も多いだろう。

交流では、電圧と電流に時間差が出来る-1

 ラジオに欠かせない構成部品に、コイルとコンデンサがある。
 両者はラジオだけではなく、テレビジョン受像機を初めとするあらゆる電子機器には欠かせないものである。

 実際の電子機器では、交流におけるコイルやコンデンサの性質を巧みに利用している。

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