<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<feed xmlns="http://www.w3.org/2005/Atom">
   <title>ラジオ・スターは秀樹</title>
   <link rel="alternate" type="text/html" href="http://blogs.manapo.com/radio/" />
   <link rel="self" type="application/atom+xml" href="http://blogs.manapo.com/radio/atom.xml" />
   <id>tag:blogs.manapo.com,2007:/radio//1</id>
   <updated>2007-09-07T10:41:15Z</updated>
   <subtitle>ラジオへの理解を深める為のブログです。</subtitle>
   <generator uri="http://www.sixapart.com/movabletype/">Movable Type 3.34</generator>

<entry>
   <title>半導体とは？</title>
   <link rel="alternate" type="text/html" href="http://blogs.manapo.com/radio/archives/070907000056.html" />
   <id>tag:blogs.manapo.com,2007:/radio//1.56</id>
   
   <published>2007-09-07T10:29:02Z</published>
   <updated>2007-09-07T10:41:15Z</updated>
   
   <summary>■ 半導体とは？ 電気抵抗 ― 自由電子の流れにくさ度合い のところで、電気の通...</summary>
   <author>
      <name></name>
      
   </author>
         <category term="ラジオの中身を究める" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://blogs.manapo.com/radio/">
      <![CDATA[<strong>■ 半導体とは？<br>
電気抵抗 ― 自由電子の流れにくさ度合い</strong> のところで、電気の通りやすさによって、物質には「導体」「半導体」「絶縁体（不導体）」の３種類に分かれると説明した。<br>
　そして、「導体は、温度に比例して抵抗は上昇するが、半導体は、温度に反比例して抵抗が変化する」と説明したことを思い出して欲しい。]]>
      <![CDATA[半導体は、電気的には導体と絶縁体の中間的な存在というだけではなく、<br>
<br>
・半導体の場合は、導体よりも敏感に温度によって抵抗が変化する<br>
・不純物の混入度合いでも抵抗が大きく変化する<br>
<br>
　といった特徴もある。<br>
　また、半導体といえば、ゲルマニウムとシリコン（珪素）がよく知られているが、その他にも幾つか金属化合物の半導体があり、一部は発光ダイオード（ＬＥＤ）に使われている。<br>
<table border="1" bordercolor="#000000" align="left" cellpadding="0" cellspacing="0">
  <tr>
    <td align="center" bgcolor="#CCCCCC">金属半導体</td>
    <td align="center" bgcolor="#FFCCFF">化合物半導体</td>
  </tr>
  <tr>
    <td>Si（シリコン）<br>
Ge（ゲルマニウム）<br>
Se（セレン）<br><br><br><br><br><br><br></td>
    <td>GaAs（ガリウム砒素）<br>
	GaN （窒化ガリウム）<br>
	GaP（燐化ガリウム）<br>
	InP （燐化イリジウム）<br>
	CdS （硫化カドニウム）<br>
	ZnO （酸化亜鉛）<br>
	ZnSe（セレン化亜鉛）<br>
	SiC （炭化珪素）<br>
	SiGe（珪素ゲルマニウム）</td>
  </tr>
</table>
左表は、主な半導体の一覧である。<br>
これら半導体は、いわゆる「無機半導体」である。<br>
「有機半導体」というものは存在するが、電子部品として広く使われているという例は、今のところ見かけない。<br>
GaN は青色発光ダイオードの発光体として使われている材料である。<br>
]]>
   </content>
</entry>
<entry>
   <title>ラジオの中身を勉強することは無線通信の基礎になる</title>
   <link rel="alternate" type="text/html" href="http://blogs.manapo.com/radio/archives/070906000055.html" />
   <id>tag:blogs.manapo.com,2007:/radio//1.55</id>
   
   <published>2007-09-06T07:31:59Z</published>
   <updated>2007-09-06T07:43:34Z</updated>
   
   <summary>ラジオの中身を究める 　ここからは、理論・理屈だけでなく、実際に今まで出てきた理...</summary>
   <author>
      <name></name>
      
   </author>
         <category term="ラジオの中身を究める" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://blogs.manapo.com/radio/">
      <![CDATA[<strong>ラジオの中身を究める</strong><br>
　ここからは、理論・理屈だけでなく、実際に今まで出てきた理論・理屈を活用するための準備をする章である。<br>
　そのために実際の電子部品や電子回路に関することを扱う。<br>
<br>
]]>
      <![CDATA[<br>
<strong>○ ラジオの中身を勉強することは無線通信の基礎になる</strong><br>
　今や通信の主流になりつつあるのは、「インターネット」である。<br>
　「インターネット」と聞くと、光ファイバーとか、ADSL とか、LAN ケーブルだとか、いわゆる有線通信を連想するだろう。<br>
　しかしながら、その通信技術の基礎は殆どが無線技術の応用であり、伝送媒体がケーブル（電線）か、電波か、の違いである。加えて、インターネットにおいても、無線ＬＡＮが広く活用されている。<br>
<br>
　即ち、インターネットを初めとする有線通信の基礎は無線通信の基礎でもあり、無線通信で最も身近で基本的なものは、ラジオ（受信機）である。だから、ラジオの中身を勉強することは、無線通信の基礎にうってつけであり、視野を広げるきっかけにもなるはずだと筆者は確信している。<br>
<br>
<strong>○ 主役は今や半導体</strong><br>
　無線通信や受信機に詳しい年配の方々に出会い、いざ初心者向けの指導を仰ぐと、真空管の回路を引っ張り出し、真空管の説明をするなんてことに出くわし、面食らうことがある。<br>
　趣味としてはそれも楽しいものだが、現在では殆どの家電製品や受信機は半導体で作られたトランジスタや、ブラックボックスと化した半導体で作られたＬＳＩなどで構成されているのが常である。<br>
だから、これから新たにこの趣味を嗜もうとする若年層に真空管を題材とした指導は無意味に近い。<br>
　この趣味を嗜み続けて初心者をとっくに卒業したような人に真空管を教えるのは、問題ないだろうが・・・<br>
<br>
　そのため、ここでは専ら半導体だけを扱う。]]>
   </content>
</entry>
<entry>
   <title>受信機（ラジオ）の基本性能</title>
   <link rel="alternate" type="text/html" href="http://blogs.manapo.com/radio/archives/070905000054.html" />
   <id>tag:blogs.manapo.com,2007:/radio//1.54</id>
   
   <published>2007-09-05T03:36:20Z</published>
   <updated>2007-09-05T03:50:35Z</updated>
   
   <summary>■ 受信機（ラジオ）の基本性能 ― 感度・選択度・了解度・安定度　それでは、性能...</summary>
   <author>
      <name></name>
      
   </author>
         <category term="やっと出てきたラジオの話" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://blogs.manapo.com/radio/">
      <![CDATA[■ 受信機（ラジオ）の基本性能 ― 感度・選択度・了解度・安定度</strong>　それでは、性能の良い受信機というのは、具体的にどういうものを指すのだろうか。
　イメージでは何となく判っていても、説明するのは難しいのではないだろうか。しかしながら、「良い受信機のイメージ」は大体以下のようなものあろう：<br><br>
]]>
      <![CDATA[<table width="90%" border="0" align="center" cellspacing="4">
  <tr>
    <td width="70" align="center">感度</td>
    <td>どこまで弱い電波まで受信できるかどうかの尺度である。<br>
	感度が高い（または感度が良い）受信機ほど、微弱な電波を拾ってよく聞こえる。</td>
  </tr>
  <tr>
    <td align="center">選択度</td>
    <td>よく安価な中波放送用受信機では、電波の強い放送局の周波数が近接していると、混信を起こす。<br>
	こういう状態は「選択度が悪い」のである。<br>選択度が良い受信機ほど混信を避けて受信できる。</td>
  </tr>
  <tr>
    <td align="center">了解度</td>
    <td>どんなに感度が高くても、或いはどんなに選択度が良くても、再生されるコンテンツの音がこもっていたり、変に低音だけが音割れしていたり、高音が異様に強くて頭に響いたりするようであれば、聴き難い。下手をすれば内容が判らないこともある。こういう状態は「了解度が悪い」のである。<br>
了解度が良い受信機ほど聴取に問題がなく、長時間の受信でも疲れない。
</td>
  </tr>
  <tr>
    <td align="center">安定度</td>
    <td>最近の受信機では減ったが、しばらく同じ放送局を聴いていたりすると、いつのまにか同調がずれてしまっていたり、音が小さくなったり、ちょっとした振動でも同調がずれたりすることがある。
こういう状態は「安定度が悪い」のである。<br>
安定度が良い受信機ほど、長時間の使用や環境変化で動作の異変が起きる頻度が少ない。
</td>
  </tr>
  <tr>
    <td colspan="2"><br>
受信機（ラジオ）を生産しているメーカーは、製品価格に対して、これらの指標が出来るだけ高く・良くなるように製品開発をしているわけである。<br>
　しかしながら、これら４つの指標を全て満足するような受信機を安価にこの世に出すのは、かなり難しいことである。<br>
　実際には、<br>
・	感度や選択度をある程度犠牲にして、価格を下げる（１００円ラジオはこの類になる）<br>
・	選択度を最高に良い方向に究めた受信機（アマチュア無線や短波用の受信機はどちらかというとこの類になる）<br>
で価格がそれなりに高価になってしまう<br>
<br>
というように、指標のどれかを犠牲にしている事が多い。</td>
  </tr>
</table>
]]>
   </content>
</entry>
<entry>
   <title>スーパーヘテロダイン方式</title>
   <link rel="alternate" type="text/html" href="http://blogs.manapo.com/radio/archives/070904000053.html" />
   <id>tag:blogs.manapo.com,2007:/radio//1.53</id>
   
   <published>2007-09-04T05:23:00Z</published>
   <updated>2007-09-04T05:41:36Z</updated>
   
   <summary>■ スーパーヘテロダイン方式 　現在主流になっている受信機の回路方式のひとつであ...</summary>
   <author>
      <name></name>
      
   </author>
         <category term="やっと出てきたラジオの話" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://blogs.manapo.com/radio/">
      <![CDATA[■ スーパーヘテロダイン方式<br>
　現在主流になっている受信機の回路方式のひとつである。<br>
　現在、殆どの中波放送用受信機は、スーパーヘテロダイン方式である。<br>
<br>
<center><img alt="img5_27.gif" src="http://blogs.manapo.com/radio/images/img5_27.gif" width="426" height="138" border="0"></center>
<p><br>
   スーパーヘテロダイン方式は、1918年にアメリカの発明家である、エドウィン・アームストロングなる人物によって発明された受信機の回路方式である。<br>]]>
      <![CDATA[  <br>
　この方式のポイントは、「中間周波数」という概念である。<br>
　1918年頃といえば、1000kHz とか 1200kHz といった周波数帯域の増幅は技術的に難しかった。そのため、ヘテロダイン機構を使って、増幅しやすい一定の比較的低い周波数に変換し、それを増幅することで、受信感度や選択度を飛躍的に向上させることが出来る仕組みが考案されたのである。<br>
　スーパーヘテロダイン方式においては、中間周波増幅回路にて大きく感度を上げることが出来るため、普及版の安価な中波放送用受信機の場合は、高周波増幅回路が無い受信機が多い。<br>
   <img alt="img5_25.gif" src="http://blogs.manapo.com/radio/images/img5_25.gif" width="305" height="115" align="left" border="0"><br>
   再び、ヘテロダインの概念図である。<br>
スーパーヘテロダイン方式においては、周波数変換は、周波数混合回路そのものである。<br>
ヘテロダイン方式と異なるのは、この時点で直接復調するのではなく、搬送波の周波数を受信周波数に関係なく、一定の中間周波数に維持するようにするところである。<br clear="all">
実際の中波放送用のスーパーヘテロダイン方式には、幾つかの中間周波数が使われているが、最も多く採用されているのが、455kHz である。中波放送は、526.5kHz から 1606.5kHz までの範囲なので、| f<sub>1</sub> - f<sub>2</sub> | （f<sub>1</sub>とf<sub>2</sub>の周波数差）が常に 455kHz になるように局部発振回路の発振周波数を希望する放送の受信周波数に合わせるようにすればよい。<br>
<br>
   <img alt="img5_28.gif" src="http://blogs.manapo.com/radio/images/img5_28.gif" width="352" height="145" align="left" border="0"><br>
   左図は、実際の周波数変換の様子を図示したものである。<br>
  <br>
局部発振回路は、常に受信したい放送周波数より中間周波数分高い周波数を発生し、受信したい周波数に関係なく中間周波数の 455kHz が得られるように、同調回路と連動した動作をとる。<br>
<br>
周波数混合の際、2455kHz と 455kHz の周波数が現れるが、欲しいのは 455kHz の方だけなので、455kHz 付近だけを通過させる中間周波トランスを用いて、2455kHz の信号をカットする。<br>
　ここで、f<sub>1</sub> と f<sub>2</sub> の周波数差が 455kHz でありさえすればよいわけなので、上図のように 455kHz 高い局部発振でなく、455kHz 低い局部発振でも、| f<sub>1</sub> - f<sub>2</sub> |　は同じ結果になる。<br>
<br>
　周波数変換において、f<sub>1</sub> ＜ f<sub>2</sub>　の場合（受信周波数＜局部発振周波数）を「上側ヘテロダイン」、f<sub>1</sub> ＞ f<sub>2</sub>　の場合（受信周波数＞局部発振周波数）を「下側へテロダイン」と言って区別している。<br>
<br>
<br>
　中波放送用の受信機では、殆どが「上側ヘテロダイン」、日本国内のＦＭ放送用の受信機では、殆どが「下側ヘテロダイン」が採用されている。<br>
<br>
さて、中間周波トランスの中身は、455kHz に対応する共振回路である。455kHz の同調回路であるといっても差し支えない。中間周波増幅回路は、単純に 455kHz の信号を増幅するだけである。<br>
また、復調回路は、基本的にストレート方式の受信機と同じものである。<br>
<br>
短波用受信機やその上のＶＨＦ（超短波）やＵＨＦの受信機では、周波数変換が多段構成になっているものも多い。<br>
<img alt="img5_29.gif" src="http://blogs.manapo.com/radio/images/img5_29.gif" width="302" height="203"  align="left" border="0"><br>
スーパーヘテロダイン方式には、周波数変換の段数で、シングルスーパヘテロダイン、ダブルスーパーヘテロダイン、トリプルスーパーへテロダインとある。

一般的な中波放送受信機は、ほぼ全てシングルスーパーヘテロダインである。

一部の短波放送受信機や通信型受信機は、ダブルスーパーヘテロダイン、専門家が使用するような高度な広帯域受信機の中にはトリプルスーパーヘテロダインのものもある。

ダブルスーパヘテロダインやトリプルスーパーヘテロダイン受信機のカタログを眺めると、第１中間周波数・第２中間周波数、と言った記述が見られる。<br clear="all">
これは、受信機の内部がダブルスーパヘテロダインやトリプルスーパーヘテロダイン方式であることを示すのと同時に、受信機の機能や性能を判断するひとつの目安になる。]]>
   </content>
</entry>
<entry>
   <title>レフレックス方式　― ストレート方式の変形</title>
   <link rel="alternate" type="text/html" href="http://blogs.manapo.com/radio/archives/070903000052.html" />
   <id>tag:blogs.manapo.com,2007:/radio//1.52</id>
   
   <published>2007-09-03T04:26:15Z</published>
   <updated>2007-10-12T01:07:04Z</updated>
   
   <summary>■ レフレックス方式　― ストレート方式の変形 　第２次大戦中、戦後の部品供給が...</summary>
   <author>
      <name></name>
      
   </author>
         <category term="やっと出てきたラジオの話" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://blogs.manapo.com/radio/">
      <![CDATA[■ レフレックス方式　― ストレート方式の変形<br>
　第２次大戦中、戦後の部品供給が不足した時期を象徴するかのような回路構成である：<br>
<center><img alt="img5_21.gif" src="http://blogs.manapo.com/radio/images/img5_21.gif" width="429" height="86" border="0"></center><br>
日本では、真空管がゲルマニウムトランジスタに置き換わり始めた頃に多く採用された回路方式である。<br>
　]]>
      <![CDATA[この方式のポイントは、高周波増幅と低周波増幅を１つの真空管またはトランジスタで済ませるところである。<br>
　スピーカを鳴らすには、通常、低周波増幅回路をもう１段増やして実現する。<br>
<br>
　この方式は、やはり高周波増幅と低周波増幅を一緒にするところで無理をしているので、他の方式に比較すると動作が不安定である。<br>
<br>
<strong>■ ヘテロダイン方式（ダイレクト・コンバージョン方式）</strong><br>
　現在の受信機では、殆どストレート方式やその改良回路構成は採用されていない。<br>
　受信感度の向上や混信除去に一定の限界があるからである。特に混信除去の性能は、ストレート方式では同調回路の性能が直接影響し、受信感度向上以上に困難を伴う面がある。<br>
　そこで、ストレート方式をベースにして、復調回路で混信軽減の試みをしたのが、この方式である：<br>
<center><img alt="img5_23.gif" src="http://blogs.manapo.com/radio/images/img5_23.gif" width="429" height="106" border="0"></center><br>
　この方式のポイントは、復調回路の構成にある。<br>
   <img alt="img5_24.gif" src="http://blogs.manapo.com/radio/images/img5_24.gif" width="257" height="194" align="left" border="0"><br>
中波ラジオ放送で使われる振幅変調の電波を別の見方で眺めると、左図のようになっている。<br>
このように、グラフの横軸に周波数、縦軸に送信電力や電波の強さを取って、どの周波数でどのくらいの強さの電波を出ているかを示した図を「周波数スペクトル」と呼ぶ。<br>
<br>
この例では、搬送波周波数1000kHz の放送局が、1kHz の音声を載せて送信したときの周波数スペクトルである。人間の声や音楽は概ね 20Hz から 20kHz までの範囲で常に変化し、搬送波の左右に現れる周波数の電波はそれに合わせて変化するのである。振幅変調された搬送波の左右に現れる電波は、側帯波（そくたいは）と呼ぶ。<br>
　そして、その側帯波は音声周波数分離れた周波数にて、搬送波送信電力のちょうど半分の電力で発生する。<br clear="all">
<br>
   <img alt="img5_25.gif" src="http://blogs.manapo.com/radio/images/img5_25.gif" width="305" height="115" align="left" border="0"><br>
左図は、「ヘテロダイン」とは何か？説明を説明する概念図である。<br>
「ヘテロダイン」とは、２つの周波数を混ぜ合わせて、新たな周波数を発生させる仕組みを指す。<br>
<br>
そしてその実態は「周波数混合回路」である。２つの周波数を混合すると、f<sub>1</sub> + f<sub>2</sub> の周波数と、f<sub>1</sub>1- f<sub>2</sub> の周波数（絶対値）が得られる。これをヘテロダイン検波と呼ぶことがある。これを復調回路に応用したのがヘテロダイン方式の受信機という訳である。<br clear="all"><br>
   <img alt="img5_26.gif" src="http://blogs.manapo.com/radio/images/img5_26.gif" width="321" height="97" align="left" border="0"><br>
   ヘテロダイン方式では、復調回路に前記の「周波数混合回路」と希望の音声周波数帯を取り出す「フィルタ」で構成される。<br>
ここで、f<sub>1</sub> は受信する放送、f<sub>2</sub>は局部発振回路で作った受信放送局の搬送波と同じ周波数の高周波信号である。<br>
ここで、この２つを混合すると、2000kHz 付近(f<sub>1</sub> + f<sub>2</sub>)と、音声周波数帯(| f<sub>1</sub> - f<sub>2</sub> |) の２つの出力が得られる。しかし、欲しいのは音声周波数帯の信号なので、フィルタを使って、音声周波数帯(| f<sub>1</sub> - f<sub>2</sub> |) だけ取り出すことで、元のコンテンツが得られる、という仕組みである。<br>
<br>
　この方式の中波放送用受信機は、第２次世界大戦前までは、アメリカで普及していたものらしい。<br>
　現在の中波放送用受信機では、この方式は既に使われておらず、代わりにこの方式を応用した方式が使われている。<br>
　しかし、通信用受信機（アマチュア無線・各種業務無線など）では必要不可欠な場合もあるため、現用されている。<br>
<br>
　ヘテロダイン方式は、現在では、ダイレクト・コンバージョン方式とも呼ばれる。<br>
　名前が異なるだけで、動作原理は同じである。<br>
　周波数混合によって、|f<sub>1</sub> - f<sub>2</sub> |　を取り出すことで、直接目的のコンテンツ（信号）を得ることが出来るからで、携帯電話で主に採用されている。<br>
<br>
]]>
   </content>
</entry>
<entry>
   <title>■ 再生検波方式　― ストレート方式の感度向上</title>
   <link rel="alternate" type="text/html" href="http://blogs.manapo.com/radio/archives/070831000051.html" />
   <id>tag:blogs.manapo.com,2007:/radio//1.51</id>
   
   <published>2007-08-31T11:22:04Z</published>
   <updated>2007-08-31T11:33:27Z</updated>
   
   <summary>　ストレート受信機では、動作原理的には高周波増幅回路の増幅率を高くすると、受信感...</summary>
   <author>
      <name></name>
      
   </author>
         <category term="やっと出てきたラジオの話" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://blogs.manapo.com/radio/">
      <![CDATA[　ストレート受信機では、動作原理的には高周波増幅回路の増幅率を高くすると、受信感度が向上する訳だが、実際には、この増幅率を高く出来る真空管やトランジスタは高価であったようだ。<br>
　そこで簡単な仕組み・工夫で更に高周波増幅回路の増幅率を上げるような方式が考案された。]]>
      <![CDATA[それが「再生検波」である：<br clear="all">
<center><img alt="img5_19.gif" src="http://blogs.manapo.com/radio/images/img5_19.gif" width="429" height="81" border="0"></center><br>
 高周波増幅回路の増幅出力の一部を再度増幅入力に戻し、見かけの信号強度を大きくすることで、全体の高周波増幅回路の増幅率を更に向上させるものである。<br>
　増幅出力を戻し過ぎると、「ビキャー」という感じで発振（イベント会場などで時々ある「ハウリング」と同じことが起きる）してしまうため、入力側に戻す量（再生量）を調節できるようになっている。<br>
　感度が最もよくなるのが、「ビキャー」と発振する直前の再生量である。<br>
　ちなみに、筆者が最初に所持した短波ラジオが、複数のトランジスタで構成された再生検波方式の受信機である。<br>
　この方式は、強力な電波を出す局があったりすると、混信を引き起こしやすくなり、また、安定度もあまり良くは無いのが欠点である。<br>
<br>
■ 超再生検波方式　― 再生検波方式の改良<br>
　さて、再生検波方式では、再生量を手動で調節して、発振直前の最も感度の良い状態にすることが要求される。<br>
　この調節を半自動化・自動化したのが「超再生検波方式」である：<br>
<center><img alt="img5_20.gif" src="http://blogs.manapo.com/radio/images/img5_20.gif" width="429" height="108" border="0"></center><br>
超再生検波方式では、わざと発振するような再生量に調節する。しかし、実際に発振するには時間差があるので、すかざず、発振しないような再生量に戻す。これを「クエンチング」という。<br>
こうすることで、発振直前の最も感度が高い状態に維持することを可能にする訳である。<br>
<br>
　発振状態⇔非発振状態を素早く繰り返す動作になるので、「クエンチング発振」が超再生検波方式の受信機には存在する。<br>
　超再生検波方式の受信機は、かつては、超短波（ＶＨＦ）帯向けの受信機に良く用いられていたが、現在では、回路方式としては殆ど採用されていない。<br>
<br>]]>
   </content>
</entry>
<entry>
   <title>ストレート受信機</title>
   <link rel="alternate" type="text/html" href="http://blogs.manapo.com/radio/archives/070830000050.html" />
   <id>tag:blogs.manapo.com,2007:/radio//1.50</id>
   
   <published>2007-08-30T00:04:13Z</published>
   <updated>2007-08-30T00:13:40Z</updated>
   
   <summary>　だんだん、ラジオの仕組みの話になってきた。 　鉱石ラジオでは、残念ながら、皆が...</summary>
   <author>
      <name></name>
      
   </author>
         <category term="やっと出てきたラジオの話" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://blogs.manapo.com/radio/">
      <![CDATA[　だんだん、ラジオの仕組みの話になってきた。<br>
　鉱石ラジオでは、残念ながら、皆が聞こえるような音で受信するのはかなり困難なことであった。<br>
　また、送信所から遠い場所では、受信が難しいということもあった。<br>
　当時、既に存在していたスピーカーを鳴らすのが鉱石ラジオから復調できる音声電力では困難だったからである。<br>
]]>
      <![CDATA[<br>
　そこで、最初に考えられたのがストレート方式の受信機という訳である：<br>
<center><img alt="img5_17.gif" src="http://blogs.manapo.com/radio/images/img5_17.gif" width="429" height="81" border="0"></center><br>
<strong>受信機（ラジオ）の仕組み</strong>　で、最初に説明した基本構成と比較すると、赤い枠で囲ったものが増えているのが判ると思う。<br>
　つまり、「増幅回路」というもので鉱石ラジオの問題点を改善したわけである。<br>
　まず、「増幅」って何？から図示するとしよう：<br>
  <img alt="img5_18.gif" src="http://blogs.manapo.com/radio/images/img5_18.gif" width="277" height="93" align="left" border="0"><br>
   増幅」というのは、小さなものを忠実に大きいものにすることである。受信機で扱うのは、電気信号である。だから、ここで「増幅」といえば、電気信号の振幅を大きく強いものにすることが「増幅」である。<br>
<br>
増幅回路には、昔なら三極真空管や五極真空管といった真空管、現在はトランジスタが回路構成上、必ず使われている。ちなみに、二極真空管では増幅回路は実現できない。<br>
　増幅回路を動作させるには、必ずエネルギー源が必要である。小さなエネルギーを大きく強いものにするのだから、エネルギーをどこかから補給を受けなければ出来ないことなのである。<br>
　そして、増幅回路のエネルギーは、一般的にはコンセントの電気や乾電池である。<br>
　乾電池式の受信機（ラジオ）で、電池が消耗すると放送の受信がしにくくなるのは、増幅回路が必要とするエネルギーの不足が起きるからである。<br>
　ちょうど、人間でも腹が空くと、力が出ないのと同じことに例えられる。<br clear="all"><br>
　次に、「高周波」と「低周波」の違いである。<br>
　「高周波増幅」は文字通り「高周波」を増幅し、「低周波増幅」はやはり文字通り「低周波」を増幅す<br>
<br>
　一般的に「高周波」は「耳に聞こえないくらい高い周波数」、「低周波」は「耳に聞こえる程度の周波数」を指す。<br>
　但し、明確な区別は無い。<br>
　人間の耳は 20Hz から 20kHz 程度が聞こえると言われているが、20Hz 以下も低周波であり、20kHz 以上であっても音声や音楽を扱う限り、低周波とする場合が多い。なぜならば、受信機では、復調回路からスピーカ・イヤホン側が低周波、復調回路からアンテナ側を高周波と便宜的に区別するのが通例になっているからである。<br>
<br>
　話は本題に入って、ストレートラジオの「高周波増幅回路」の役割であるが、これは同調回路で選び出した放送局の電気的な波形を大きくするところである。<br>
　こうすることで、電波の弱い放送局も増幅されて大きくなり、結果的に受信状態が改善されるという訳である。<br>
　ストレートラジオの「低周波増幅回路」は、復調回路で得られた電気信号をスピーカーが鳴らせる程度まで大きくし、実用的な音量を持って聴取する役割を果たすのである。<br>
]]>
   </content>
</entry>
<entry>
   <title> 復調回路は鉱石から半導体へ</title>
   <link rel="alternate" type="text/html" href="http://blogs.manapo.com/radio/archives/070829000049.html" />
   <id>tag:blogs.manapo.com,2007:/radio//1.49</id>
   
   <published>2007-08-29T02:19:16Z</published>
   <updated>2007-08-29T02:37:43Z</updated>
   
   <summary>    この図は、復調回路(de-modulation/detection) ―...</summary>
   <author>
      <name></name>
      
   </author>
         <category term="色々ある電気の挙動" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://blogs.manapo.com/radio/">
      <![CDATA[   <img alt="img5_15.gif" src="http://blogs.manapo.com/radio/images/img5_15.gif" width="142" height="88" align="left" border="0"><br>
この図は、<strong>復調回路(de-modulation/detection) ― 放送コンテンツの復元</strong> の説明でも出てきた、復調回路の基本形である。<br>
この部分のポイントは、ダイオード<img alt="img5_m01.gif" src="http://blogs.manapo.com/radio/images/img5_m01.gif" width="27" height="17">である。<br>
ダイオードは、現在となっては、典型的な半導体の部品の名前であるが、元々はその電気的な性質を示す言葉だった。<br clear="all">
]]>
      <![CDATA[ダイオードを英語表記すると ‘Diode’ である。だが、この言葉、1901年にイギリスの物理学者で「ウィリアム・ヘンリー・エクレス」なる人物が、ギリシャ語の ‘Di’（数字の２）と、同じくギリシャ語の ‘ode’（道）を組み合わせて造語したものである。 <br>
　ダイオードの性質を持つことで知られた最初の物質が鉱石である。受信機に用いられる鉱石には、「方鉛鉱」と呼ばれるものが最も主流だったらしい。鉱石検波器は、真空管が普及するまで復調回路の主役として用いられていた。<br>
「鉱石ラジオ」と呼ばれる所以がここにある。<br>
　1904 年にフレミングが二極真空管を発明し、その後、三極真空管、五極真空管が実用化されると、復調回路の主役は鉱石から真空管になる。二極真空管は、発明された時にダイオードの性質があることが確認されている。<br><br>
(ゲルマニウムダイオード)<br>
   <img alt="img5_16.jpg" src="http://blogs.manapo.com/radio/images/img5_16.jpg" width="242" height="89"  align="left" border="0"><br>
   やがて、1950年代後半になって半導体が普及しだすと、ゲルマニウムを材料とするダイオードの性質を持つ電子部品として、ゲルマニウムダイオードにとって変わっていく。<br>
<br>
これが「ゲルマラジオ」と呼ばれる所以である。<br clear="all"><br>
ゲルマニウムは、1950年代後半からの半導体普及の初期によく用いられた半導体である。<br>
　シリコン（珪素）にも半導体の性質があることは知られていたが、当初は加工が難しかったようだ。<br>
　しかし、シリコン（珪素）の加工技術が進歩すると、ゲルマニウムを材料にしたものより丈夫なものが製造できるようになったため、現在の半導体の主流はシリコン（珪素）である。<br>
<br>
　最近、「ゲルマニウムが貧血改善や新陳代謝を活発にする」ということで、各種の健康器具が販売されているが、現状では医学的にその効果は実証されていない。経験的に「疲れがよくとれたり、痛みが改善される効果が出た」いう報告がある状態である。なによりも、「ゲルマニウム」は健康増進で注目される50年以上も前に、真空管の代替として注目され、乾電池でも動作するような受信機の著しい小型化に貢献したことを知って欲しい。<br>]]>
   </content>
</entry>
<entry>
   <title>電離層と電波伝播の一般的な因果関係</title>
   <link rel="alternate" type="text/html" href="http://blogs.manapo.com/radio/archives/070827000048.html" />
   <id>tag:blogs.manapo.com,2007:/radio//1.48</id>
   
   <published>2007-08-27T05:43:43Z</published>
   <updated>2007-08-27T05:57:34Z</updated>
   
   <summary>  　電離層と電波の伝播の一般的な因果関係を説明するとこんな感じである： ...</summary>
   <author>
      <name></name>
      
   </author>
         <category term="やっと出てきたラジオの話" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://blogs.manapo.com/radio/">
        　電離層と電波の伝播の一般的な因果関係を説明するとこんな感じである：

      <![CDATA[<table width="70%" border="0" align="center" cellspacing="4">
  <tr>
    <td>D層</td>
    <td>長波帯の電波を反射する。中波帯の電波は、ほぼ完全に吸収してしまう。<br>
	短波帯の電波は、屈折・減衰しながらも突き抜ける。<br>
	地上から 80km ～ 90km 付近に存在する。昼間だけ存在し、夜間は電子密度そのものが低いため、消滅する。</td>
  </tr>
  <tr>
    <td>E層</td>
    <td>長波帯・中波帯の電波を反射する。短波帯の電波は、屈折・減衰しながらも突き抜ける。<br>
	地上から 100km ～ 120km 付近に存在する。<br>
	夜間、遠距離の中波放送が聞こえてにぎやかになるのは、Ｄ層が消滅し、Ｅ層が中波放送帯の電波を反射するためである。</td>
  </tr>
  <tr>
    <td>F層</td>
    <td>短波帯の電波を吸収・反射する。短波帯より高い周波数帯（超短波など）は、突き抜ける。<br>
	地上から 170km ～ 200km 付近にＦ１層、地上から 230km ～ 500km 付近に Ｆ２層があり、電子密度が高い。<br>
	夜間は、電子密度が低くなるので、Ｆ１層とＦ２層の区別がつかなくなり、地上 300km ～ 500km 付近で<br>
	ひとつのＦ層のようになる。<br>
	太陽活動や地磁気の影響を受けやすく、コンデイションはＥ層ほど安定せず、不安定である。<br><br>
	電子密度の高い昼間は、短波帯の高めの周波数帯(25MHz付近まで) が減衰少なく反射し、短波帯の低めの<br>
	周波数帯(8MHz 帯以下) は吸収される傾向があるが、夜間は短波帯の低めの周波数帯(8MHz 以下)が減衰少なく反射する。</td>
  </tr>
</table><br>

<table width="70%" border="1" align="center" cellpadding="0" cellspacing="0" bordercolor="#0000FF" bgcolor="#99CCFF">
  <tr>
    <td><strong><font color="#FF0000">コラム：電離層にＡ層・Ｂ層・Ｃ層は何故無いのですか？</font></strong><br>
	　疑問が頭の中をよぎっても、この問題にこだわる人はそういないようである。<br>
　最初に発見された電離層はＥ層であるが、Ｅ層は地球上空のどのあたりにあるのかを観測や実験で示す際、
『至る所に　「Ｅ＝」で始まる数式ばかり記載していたから、Ｅ層と命名した』と、電離層の実在を証明した
「エドワード・アップルトン」は述べているのだそうだ。<br>
<br>
　そして、Ｅ層の下だからＤ層、Ｅ層の上だからＦ層という、結構単純な命名経緯である。<br>
　もし、最初に発見された電離層が現在のＦ層だったら、Ｃ層、Ｄ層、Ｅ層、なんていう具合になっていたかもしれない。<br>
<br>
	</td>
  </tr>
</table>
<strong>○ 受信機は改良が続けられた</strong><br>
　ここで、受信機とはラジオのことである。日本語では「ラジオ」で通用するが、英語表記では ‘Radio’、直訳してしまうと「無線」である。日本人が一般的に「ラジオ」と呼ぶものは、英語表記では ‘Receiver’、「受信機」である。<br>
　また、同じような意味で「チューナー」 (tuner) という言葉もあるが、本来の意味はピアノなどの「調律師」であり、受信機に対して「チューナー」と呼ぶ（英語圏でも通じる）のは、どちらかというと専門用語的な意味合いがあるようだ。<br>
<br>]]>
   </content>
</entry>
<entry>
   <title> 遠距離へは電離層と地表で反射しながら</title>
   <link rel="alternate" type="text/html" href="http://blogs.manapo.com/radio/archives/070824000047.html" />
   <id>tag:blogs.manapo.com,2007:/radio//1.47</id>
   
   <published>2007-08-24T09:27:14Z</published>
   <updated>2007-08-24T09:37:21Z</updated>
   
   <summary>  　電波のうち、波長の長い周波数帯（長波・中波・短波）は、それら自身が持つ電波...</summary>
   <author>
      <name></name>
      
   </author>
         <category term="やっと出てきたラジオの話" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://blogs.manapo.com/radio/">
      <![CDATA[  　電波のうち、波長の長い周波数帯（長波・中波・短波）は、それら自身が持つ電波伝搬上の特質から、中距離・長距離通信に用いられる。<br>
  <img alt="img5_13.gif" src="http://blogs.manapo.com/radio/images/img5_13.gif" width="326" height="226" align="left" border="0"><br>
  左の図は、地球の上空がどうなっているかを極めて簡潔に示したものである。<br>
  実際の地球上空はもっと複雑で、例えば、上空 20km ～ 25km 付近には、生態系に有害な紫外線の大半を吸収するオゾン層が存在するが、電波の伝播の話題の上では影響を与えないので、省略してある。<br>
]]>
      <![CDATA[  <br>
  <font color="#FF0000">電波の伝播に影響を与える</font>のが、３つないし４つある<font color="#FF0000">「電離層」と呼ばれるもの</font>である。電離層の科学的発見は比較的新しく、1924年にイギリスの「エドワード・アップルトン」という学者によるものである。<br>
  1924年以前にも、地球上空には電波を反射する性質を有する目に見えない層があるようだ、ということが経験則的に知られていたが、科学的な実験などでその存在を証明したのが、この人物が最初だった、という訳である。<br>
  1924年に発見された電離層は、上記の図で示す「Ｅ層」と呼ばれる電離層である。<br>
  　その後も、同じ人物によって、1926年に Ｆ層、1931年にＤ層の存在を確認している。発見当初、Ｆ層は１つの分厚い電離層と考えられていたものが、その後の研究によって２つに分かれるようだ、ということが判明し、Ｆ１層、Ｆ２層となった経緯がある。
  <br clear="all">
  <br>
  <strong>■ そもそも「電離」とは？</strong><br>
   <img alt="img5_14.gif" src="http://blogs.manapo.com/radio/images/img5_14.gif" width="265" height="205" align="left" border="0"><br>
  この図に見覚えがある人がいるかもしれない。<br>
  　これは、<strong>電気の世界は小宇宙の物理現象</strong> の項目で、自由電子を説明する時に用いた図である。<br>
  　地球上空は、地上よりはるかに薄いものの、窒素や酸素といった気体の形で元素（原子）が存在し、昼間は地表付近のように雲が存在しないために、太陽からの直射日光が容赦なく降り注ぐ。<br>
  　左の図では、「外部エネルギー」が自由電子を生み出す様子を図にしてあるが、これと同じことが発生しているのが「電離層」である。<br>
  <br>
  　電離層の場合、外部エネルギーは主に太陽光の中に含まれる紫外線である。そして、電子が少なくなった原子と自由電子が共存している状態を特に「電離」という。太陽光が降り注ぐ限り、電離は起き続け、浮遊する自由電子の数が必然的に多くなるので、「電子密度が高くなる」のである。一方で夜になると太陽光が当たらないため、今度は電離していた原子・自由電子が再び結合していくので、浮遊する自由電子の数は減っていき、「電子密度が低くなる」のである。<br>
  　電離層自体の電子密度は、Ｄ層、Ｅ層、Ｆ１層、Ｆ２層の順に高くなっていく。そして、電子密度に比例して、反射することが出来る電波の周波数も高くなる。<br>
  <br clear="all">]]>
   </content>
</entry>
<entry>
   <title>いろいろある電波</title>
   <link rel="alternate" type="text/html" href="http://blogs.manapo.com/radio/archives/070823000046.html" />
   <id>tag:blogs.manapo.com,2007:/radio//1.46</id>
   
   <published>2007-08-23T10:49:22Z</published>
   <updated>2007-08-23T10:56:38Z</updated>
   
   <summary>  　ひとくちに「電波」と言ってもいろいろな種別があり、区分されている。   　...</summary>
   <author>
      <name></name>
      
   </author>
         <category term="やっと出てきたラジオの話" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://blogs.manapo.com/radio/">
      <![CDATA[  　ひとくちに「電波」と言ってもいろいろな種別があり、区分されている。<br>
  　区分する方法のひとつとして最も用いられるのが電波の波長による区分である。<br>
  　電波の波長とは具体的には、<strong>「磁気と電気は密接に関連する」</strong>の章の <strong>電気と磁気の協調 ― 電磁波</strong> の項で説明した、電界と電界の距離または、磁界と磁界の距離を示す。<br>
 ]]>
      <![CDATA[ 　空間を伝播する電磁波（電波）の速度は、光の速度（秒速 30万km ＝ 3×10<sup>8</sup> ｍ）と同じで、この速度を周波数で割り算した値が電波の波長である。<br>
  　例えば、周波数 500kHz の波長は 3×10<sup>8</sup> ／ 500 × 10<sup>3</sup> ＝ 600 [ｍ] である。<br>
　波長で区分した電波の種類は以下のようになる：<br>
<table width="90%" border="1" align="center" cellpadding="0" cellspacing="0" bordercolor="#000000">
  <tr>
    <td>名称</td>
    <td>周波数</td>
    <td>波長</td>
    <td>主な用途</td>
  </tr>
  <tr>
    <td>超長波            [VLF]<br>Very Low Frequency</td>
    <td>3kHz ～  30kHz</td>
    <td>100km ～ 10km</td>
    <td>潜水艦通信</td>
  </tr>
  <tr>
    <td>長波               [LF]<br>Low Frequency</td>
    <td> 30kHz ～ 300kHz</td>
    <td> 10km ～ 1km</td>
    <td> 標準電波・長波放送（東欧）・航空/船舶用無線灯台・船舶用無線測位システム（ロランＣ） </td>
  </tr>
  <tr>
    <td>中波               [MF]<br>Middle Frequency</td>
    <td> 300kHz ～3MHz</td>
    <td>1km ～ 100m </td>
    <td> 航空/船舶用無線灯台・ラジオ放送・船舶無線・航空無線 </td>
  </tr>
  <tr>
    <td>短波               [HF]<br>High Frequency</td>
    <td> 3MHz ～30MHz </td>
    <td>100m ～ 10m</td>
    <td> 船舶無線・漁業無線・ラジオ放送・航空無線・アマチュア無線・軍事無線・電波天文 </td>
  </tr>
  <tr>
    <td>超短波            [VHF]<br>Very High Frequency</td>
    <td> 30MHz ～ 300MHz</td>
    <td>10m ～ 1m</td>
    <td> 業務無線・航空無線・ラジオ放送・アマチュア無線・防災無線・軍事無線 </td>
  </tr>
  <tr>
    <td>極超短波          [UHF]<br>Ultra High Frequency</td>
    <td> 300MHz ～3GHz</td>
    <td>1m ～ 10cm</td>
    <td> 業務無線・航空無線・テレビジョン放送・アマチュア無線・携帯電話・移動無線 </td>
  </tr>
  <tr>
    <td>マイクロ波 [SHF]<br>
    Super High Frequency</td>
    <td> 3GHz ～30GHz</td>
    <td>10cm ～ 1cm</td>
    <td> 衛星通信・衛星放送・放送中継回線・各種レーダー・無線ＬＡＮ </td>
  </tr>
  <tr>
    <td>ミリ波            [EHF]<br>Extremely High Frequency</td>
    <td> 30GHz ～ 300GHz</td>
    <td>1cm ～ 1mm</td>
    <td> 各種レーダー </td>
  </tr>
  <tr>
    <td>サブミリ波</td>
    <td> 300GHz ～3THz</td>
    <td>1mm～0.1mm</td>
    <td> 電波天文・非破壊検査 </td>
  </tr>
</table>
<p>現在、電波として需要が多いのは、超短波[VHF] からマイクロ波[SHF] にかけての周波数帯である。<br>
  　また、2007年現在、VHF に於いてもテレビジョン放送が行われているが、2015年頃までには、大半の主要国では UHF帯へ移行する見込みである。日本においても VHF帯のテレビジョン放送は、2011年7月24日の従来のアナログ方式テレビジョン放送終了と共に姿を消す。<br>
  　携帯電話は、その通信に UHF帯の電波を使用する。携帯電話の大きさや電波としての性質からして、最も適している周波数帯だからである。<br>
  　また、電波は日本の法律においては、下限周波数の定めは無いが、上限は「300万メガヘルツ以下」と定められている。(電波法 第2条１項)　300万メガヘルツは 3THz(テラヘルツ) と同じ意味である。<br>
  <br>
  　但し、技術的観点から、下限は 3kHz とされている。3kHz 未満の電磁波も3THz 以上の電磁波も存在するが、「電波」とは呼ばない。 3THz 以上の電磁波は、遠赤外線などの光になる。つまり、超遠赤外線が「電波」という訳である。<br>
]]>
   </content>
</entry>
<entry>
   <title>受信機（ラジオ）の仕組み-2</title>
   <link rel="alternate" type="text/html" href="http://blogs.manapo.com/radio/archives/070821000045.html" />
   <id>tag:blogs.manapo.com,2007:/radio//1.45</id>
   
   <published>2007-08-21T05:52:57Z</published>
   <updated>2007-08-21T06:06:41Z</updated>
   
   <summary>  ■ 同調回路(Tuning) ― 放送局の選局   　アンテナで受けつけた電...</summary>
   <author>
      <name></name>
      
   </author>
         <category term="やっと出てきたラジオの話" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://blogs.manapo.com/radio/">
      <![CDATA[  <strong>■ 同調回路(Tuning) ― 放送局の選局</strong><br>
  　アンテナで受けつけた電波は、あらゆる放送の電波が混在している。<br>
  　その中から希望する放送局を選び出す役目をするのが同調回路である。<br>
  <br>
  　同調回路は、前章で説明した「並列共振回路」または「直列共振回路」そのものである。<strong>ラジオの要（かなめ）―　直列共振回路・並列共振回路</strong> でも説明したとおりである。共振周波数を受信したい放送の周波数に合わせることで、希望の放送局を選択するのである。<br>
  ]]>
      <![CDATA[<br>
  　同調回路の実現には動作原理上から、<br>
  ・コンデンサの静電容量を固定にしておき、コイルのインダクタンスを変化させる ― μ(ミュー)同調方式<br>
  ・コイルのインダクタンスを固定にしておき、コンデンサの静電容量を変化させる ― Ｃ同調方式<br>
  <br>
  　の２種類考えられ、どちらでも良いのだが、コイルのインダクタンスを変化させるよりは、コンデンサの静電容量を変化させる方が機械構造的に安価・小型に出来るので、現在の受信機に採用される同調回路の殆どはＣ同調方式である。<br>
  　バーアンテナがある受信機においては、バーアンテナ自身が同調回路のコイルの役目を兼ねている。<br>
  <br>
  <strong>　■ 復調回路(de-modulation/detection) ― 放送コンテンツの復元</strong><br>
  　同調回路で選び出した放送局が送信しているコンテンツは、送信所で変調がかかったままなので、そのままでは人間が理解できる状態に再現できない。<br>
  　<font color="#FF0000">変調された受信信号を元のコンテンツに戻すことを「復調」(de-modulation または detection)と言う。<br>
  　</font>特に振幅変調用の復調回路（ステレオ放送用を除く）は、「検波回路」または、単に「検波」と呼ばれることも多い。<br>
  　振幅変調は、この復調回路が簡単に出来るため、雷などの空電雑音に弱い欠点を持ちながらも、現在も放送局の放送事業用に多用されているのである。<br>
  　振幅変調の復調（検波）手順は、図示すると以下のようになる：<br>
 <img alt="img5_12.gif" src="http://blogs.manapo.com/radio/images/img5_12.gif" width="319" height="209" align="left" border="0"><br>
  左の図で 1) のように<font color="#FF0000">変調信号を半分に切り落とすのが、電流を片方向にしか流さない性質を持つダイオードと呼ばれるもの</font>である。ダイオードは電子機器の中では、コイルやコンデンサと同様、広く使われている半導体で作られている電子部品のひとつである。回路図上では、図記号   で示す。<br>
  <br>
  昔は、ダイオードの部分に鉱石が使われていたので「鉱石ラジオ」と呼んでいたのである。<br>
  その後、半導体の普及と共に鉱石の代わりにゲルマニウムダイオードが使われるようになって、「ゲルマラジオ」と名前が変わったのである。<br>
  動作原理そのものは、鉱石ラジオもゲルマラジオも同じである。1991年に日本でも中波ラジオで ＡＭステレオ放送が始まったが、ＡＭステレオ放送の復調回路は、このような簡単な回路では実現できない。但し、ＡＭステレオ放送を従来どおりモノラルで聴くのであれば、上記の図で示す昔ながらの簡単な回路で済むように考えられている。<br clear="all">
  <br>
  　復調（検波）で得られた、変調前のコンテンツは、電気的には「復調信号」と呼ぶ。<br>
  <br>
]]>
   </content>
</entry>
<entry>
   <title>受信機（ラジオ）の仕組み-1</title>
   <link rel="alternate" type="text/html" href="http://blogs.manapo.com/radio/archives/070817000044.html" />
   <id>tag:blogs.manapo.com,2007:/radio//1.44</id>
   
   <published>2007-08-17T10:28:46Z</published>
   <updated>2007-08-23T10:49:18Z</updated>
   
   <summary>　送信所から送信された電波を受けて元の放送コンテンツを再生するのが受信機である。...</summary>
   <author>
      <name></name>
      
   </author>
         <category term="やっと出てきたラジオの話" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://blogs.manapo.com/radio/">
      <![CDATA[　送信所から送信された電波を受けて元の放送コンテンツを再生するのが受信機である。<br>
<br>
　これが最も基本的な受信機の構成で、これ以上省くことが出来ないというレベルの構成である。<br>
　最も簡単なゲルマラジオや鉱石ラジオもこの構成である。ゲルマラジオや鉱石ラジオの場合は、イヤホンで聴く事になる。<br clear="all">]]>
      <![CDATA[　早速、ひとつひとつ見てみよう。<br><br>
<strong>■ アンテナ(Anttena) ― 電波の受け口</strong><br>
　アンテナは、電波を受け付ける部分で、受けた電波を電気的なエネルギーに変換する部分である。<br>

　ここで、「自分の手持ちのラジオにはアンテナなんか無いよ」と思われるかもしれない。<br>
　しかし、そのようなラジオであっても、別のところがアンテナになっているのである：<br>
<center><img alt="img5_10.gif" src="http://blogs.manapo.com/radio/images/img5_10.gif" width="300" height="167"  border="0">　　<img alt="img5_11.gif" src="http://blogs.manapo.com/radio/images/img5_11.gif" width="204" height="167" gif" border="0"><br>
</center>
<p>まずは、左の画像から。<br>
  　机上に置けるようなサイズの受信機で、中波放送を受信できるようになっているものは、ラジオの裏蓋を外してみると、このような感じで黒い棒のようなものが必ずある。これは「バーアンテナ」と呼ばれるものである。<br>
  　このアンテナはその構造上、放送局の方向に対して横になっていないと上手くアンテナとして機能しない。<br>
  　そのため「放送が聞きにくいときはラジオごと向きを変えてみてください」と取扱説明書には決まり文句のように書かれているのである。<br>
  <br>
  　次に右の画像から。<br>
  　ポケットサイズの受信機は、イヤホンで聞くようになっているものが殆どだが、そのような場合イヤホンの配線自体がアンテナになっている。ポケットサイズのラジオであっても、中波放送を受信するものは超小型のバーアンテナが組み込まれている場合も結構多い。<br>
  ]]>
   </content>
</entry>
<entry>
   <title> 実際の送信の仕組み</title>
   <link rel="alternate" type="text/html" href="http://blogs.manapo.com/radio/archives/070810000043.html" />
   <id>tag:blogs.manapo.com,2007:/radio//1.43</id>
   
   <published>2007-08-10T08:45:09Z</published>
   <updated>2007-08-10T09:01:40Z</updated>
   
   <summary>　ここまでの説明で、放送局は放送する素材を作るだけであり、実際の送信は離れた場所...</summary>
   <author>
      <name></name>
      
   </author>
         <category term="やっと出てきたラジオの話" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://blogs.manapo.com/radio/">
      <![CDATA[　ここまでの説明で、放送局は放送する素材を作るだけであり、実際の送信は離れた場所にある送信所で行うことが理解できたと思う。送信所では、実際に送信を行う送信機が備わっている訳だが、その送信機の方式に幾つかの種類がある。<br>
]]>
      <![CDATA[<img alt="img5_06.jpg" src="http://blogs.manapo.com/radio/images/img5_06.jpg" width="354" height="195" align="left" border="0"><br>
送信機において、放送局で制作したコンテンツは、電気的な交流波形として扱う。<br>
送信機では、これをコンテンツが持つ最高周波数の概ね１０倍以上の周波数を有する高周波に重畳させて、送りたい情報を載せ、送信アンテナから電波（電磁波）として送り出すのである。<br>
<br>
送信機において、<font color="#FF0000">コンテンツのことを「変調信号」と呼ぶ。</font><br>
また、<font color="#FF0000">高周波にコンテンツを載せることを「変調」と呼ぶ。</font><br>
さらに、高周波自身を「搬送波」または「キャリア」と呼ぶ。<br>
<br>
<font color="#FF0000">「変調信号」「変調」「搬送波（キャリア）」</font>は良く出てくる用語なので、ここできちんと理解するようにしていただきたい。<br clear="all">
<br>上記の図で示した波形は、実際に受信機（ラジオ）にて受信するときにアンテナで現れる波形と思って差し支えない。<br>
　<font color="#FF0000">変調方式には、大きく分けて「振幅変調」「角度変調」「パルス変調」の３種類がある。</font><br>
　更にこれらを混合したものや、更に工夫を加えたもの、どれにも属さない新しい方式もあるが、ここでは「振幅変調」と「角度変調」について説明する。<br>
<br>
<strong>■振幅変調 (Amplitude Modulation)</strong><br>
　振幅変調は、中波ラジオで用いられる変調方式である。ＡＭとも呼ばれる。<br>
　搬送波（キャリア）の振幅が変調信号に合わせて変化するため、この名前がついている。<br>
　中波ラジオだけではなく、短波ラジオや、ロシアや東ヨーロッパで行われている、長波放送（中波ラジオより低い周波数を用いる）でも使用されている。<br>
　1920年アメリカでラジオ放送が始まった時から使われている変調方式である。<br>
　受信機を単純な構造に出来る特徴を持つが、雷などの空電雑音の影響を受けやすい。<br>
　雷雲が近づいているときに、中波ラジオでは「ガリッ」「ガサッ」という音が入るのは振幅変調の弱点である。<br>
<br>
<strong>■角度変調 (Angular Modulation)</strong><br>
　「角度変調」という言葉は、おそらく一般には殆ど馴染みが無い言葉であろう。<br>
　これは、搬送波（キャリア）の周波数と位相が変調信号に合わせて変化するため、この名前になっている。<br>
　さて、角度変調には２種類ある。<br>
<br>
変調信号に合わせて搬送波の位相を変えるものを「位相変調」(Phase Modulation)<br>
　<font color="#FF0000">変調信号に合わせて搬送波の周波数を変化させるものを「周波数変調」(Frequency Modulation)と呼ぶ。</font><br>
　位相変調の方は、一般的ではないが、周波数変調の方は、いわゆる「ＦＭ放送」として普及している。<br>
　コミュニティＦＭ放送も周波数変調による放送である。<br>
　角度変調は振幅変調方式と異なり、空電雑音に強い、音質が良いという特徴がある。ＦＭ放送に音楽番組が多いのはそのためである。但し、受信機はどうしても複雑になりがちである。<br>
<br>
　さて、送信所には送信アンテナが付き物である。<br>
　実際の送信所は、こんな感じである：<br>
<img alt="img5_07.jpg" src="http://blogs.manapo.com/radio/images/img5_07.jpg" width="118" height="216" align="left" border="0"> <img alt="img5_08.jpg" src="http://blogs.manapo.com/radio/images/img5_08.jpg" width="200" height="216" align="left" border="0"><br>
左が中波ラジオの送信所、右が遠方から見た、テレビジョンとＦＭ放送の送信アンテナ群である。
中波ラジオの送信所は、高さ50m 以上の鉄柱が必要なことから、多くの場合、平坦な場所で且つ周囲における建物がまばらな場所を選んで設置される。

また、テレビジョンやＦＭ放送の送信アンテナは、それ自体はあまり大きくないものの、都市近郊のできるだけ高い山の山頂を選んで設置される。東京のように周囲に高い山が無い場所では、東京タワーのような巨大な電波塔を設置している。
東京タワーの設置目的は、世界に日本の技術を誇るためにあるのではなく、必要に迫られて建設された電波塔なのである。<br clear="all">]]>
   </content>
</entry>
<entry>
   <title>音声を電波に載せる（放送局から見る）</title>
   <link rel="alternate" type="text/html" href="http://blogs.manapo.com/radio/archives/070809000042.html" />
   <id>tag:blogs.manapo.com,2007:/radio//1.42</id>
   
   <published>2007-08-09T09:16:08Z</published>
   <updated>2007-08-09T09:29:44Z</updated>
   
   <summary>　何といっても、ラジオ放送やテレビジョン放送は無線通信そのものであり、その基本は...</summary>
   <author>
      <name></name>
      
   </author>
         <category term="やっと出てきたラジオの話" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://blogs.manapo.com/radio/">
      <![CDATA[　何といっても、ラジオ放送やテレビジョン放送は無線通信そのものであり、その基本は音声をどのように電波に載せるのかにある。映像を電波に載せる基本的技術は、音声通信の基礎の上に成り立っている。<br>
　放送局側では通常、以下のような設備を介して放送を行う。<br>]]>
      <![CDATA[<br><center>
<img alt="img5_05.gif" src="http://blogs.manapo.com/radio/images/img5_05.gif" width="461" height="139" border="0">
</center>
スタジオと副調整室は一体になっており、副調整室で番組制作を行う。<br>
　小さな放送局ではスタジオは１つだが、ちょっと大きな放送局になれば、必然的に複数のスタジオ／副調整室を有する。<br>
　それらを取りまとめるのが主調整室である。主調整室では、外部からの中継を行ったり、民間放送局であればＣＭの挿入などを行う。<br>
ここで、<font color="#FF0000">実際の放送素材のことを総称して「コンテンツ」という</font>ことがある。<br>
こうして、<font color="#FF0000">放送局で制作したコンテンツを送信所にて送信する</font>訳だが、殆どの場合、放送局舎がある場所と送信所は離れた場所にあるため、放送局舎と送信所の間で放送素材の送出を行う。これには専用の中継回線（有線の場合と無線の場合がある）を用いる。<br>
　放送局の設備は、ラジオでもテレビジョンでも基本構造は同じである。]]>
   </content>
</entry>

</feed>
