「富士山を目指すか、 筑波山を目指すか」
「鶏口牛後」・・・中国の「十八史略」に出てくる名言、大企業志向の強い学生に対して、
就職指導をする立場の方々が、引用しました。
中小企業の人事担当者であった自身も、就職活動のアドバイス、欲しい学生への「アピール」として、同様な例を挙げたことがあります。
「富士山か筑波山か」
遠くから眺めると、美しい山はたくさんあります。誰もが知っている山、その地域で知られている山・・・・分かり易い違いは標高差・・・日本一の富士山3776m、また、地域には「富士」を付けた名山もあります。
蝦夷富士 津軽富士 岩手富士 榛名富士 会津富士・・・讃岐富士 豊後富士 薩摩富士
関東の名峰筑波山は、富士の名はありませんが、標高は僅か877m。
就職活動における「企業」に似ています。
多くの人たちが、公開されている情報の多い名山に登ろうとします。
しかし、登るという意思表示はしても、制約や条件があります。
登山口は、有名な山ほど整備されているように見えますが、実態は様々。
自ら、道を切り開いていかなければならない山がほとんどです。
条件をクリアしても、登頂には、様々な方法があり、高い山ほど時間もかかり、困難が待ち受けています。
どの方法を選ぶか、あるいは、「登頂」は避けて、自ら「人工の山」を築いていくのか・・・様々な選択肢があるのが就職活動と言えます。
いつの時代も、外観が美しく高い山に憧れ、登りたい人は多いようですが、目標を設定して、自身の能力、体力と方法、ルートなど入念な分析、準備をしたいものです。
